この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

美容外科医の高須幹弥氏が、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画『ショートスリーパー堀大輔氏に対して私が感じる疑問』で、自称ショートスリーパーの堀大輔氏が提唱する睡眠法について、医学的見地から数々の疑問を呈した。

高須氏はまず、自身の経験として「1日7時間から8時間くらい眠るのが自分の体調は一番いい」と語り、50年間の体感からこれが最適であると述べている。過去には多忙を極め、研修医時代には「1日2時間の睡眠で毎日過ごさないといけないっていう状態だった」こともあったが、その際は「頭も回らないし、集中力も落ちる」「風邪ひきやすかったですね。免疫力も落ちてるんでしょう」と体調不良を実感したという。

その上で、堀大輔氏が「1日30分の睡眠で体調も良くて、体も動くと。で、仕事とかね、いろんなことパフォーマンス出せるんだったら、まあ羨ましいなって思うんですよ」と述べたことに対し、「ショートスリーパーを後天的に得られるものではないと僕は思ってる」「世の中の多くの人も、睡眠の専門家であっても、そう考えてる」と、医学的な一般論との乖離を指摘。堀氏の提唱する短眠法については、「本当に30分だけの睡眠で、本当に疲労が回復するのか?ここが知りたいんですよね」と根本的な疑問を投げかけた。

さらに高須氏は、睡眠のメカニズムに触れ、「睡眠って、ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返してる」「だいたい90分くらいのサイクルで繰り返している」と説明。堀氏の30分睡眠ではこのサイクルがどうなるのか、また、睡眠中に脳の疲労物質が除去されるとされる点(例:タウタンパク質の蓄積と認知症リスク)について、「睡眠不足になると、タウタンパク質などが蓄積してしまって、認知症を引き起こしてしまう」と警鐘を鳴らした。

堀氏が1日に4回入浴するという点についても、「眠気覚ましのために入ってるんじゃないか」「そのお風呂に入る時間、睡眠に使った方がむしろ有効なのではないか」と疑問を提示。また、堀氏が以前ベンチプレスで130kgを上げていたが、最近の動画では100kgも上がらなかったことに対し、「すごいパワーダウンしてますよね」「睡眠時間しっかり取った方がパフォーマンス上がるんじゃないですかね」と、筋力トレーニングの観点からも持論を展開した。

高須氏は、成長期の子どもや妊婦、授乳中の女性への短眠の影響を懸念し、「無理して自然に逆らわない方がいいんじゃないかなって僕は思いますね」と改めて自身のスタンスを強調。堀氏の主張に対して、「本当に特殊な体質なのか、それとも単なる睡眠不足の自称ショートスリーパーなのか、ちょっとわからない」としつつ、多くの疑問点を視聴者に投げかけた。

チャンネル情報

美容外科医 高須幹弥氏が運営するYouTubeアカウント。 本業の美容整形に関する話以外に、筋トレ、政治・経済、芸能など様々な時事問題に関して高須幹弥医師視点の意見を配信しています。