[5.25 天皇杯1回戦 富山 2-1 順天堂大 高岡]

 天皇杯は25日、各地で1回戦の各試合を開催した。千葉県代表の順天堂大(関東大学2部)はJ2のカターレ富山に1-2で敗れた。富山はベガルタ仙台が待つ2回戦に駒を進めた。

 順天堂大は前半7分、MF栗原諒(4年=前橋育英高)がペナルティエリアの手前でボールを受けると右足一閃。強烈なミドルシュートが富山ゴールを襲ったが、ボールはクロスバーに嫌われた。一方の富山は同9分、FW古川真人が右サイドを単騎突破して右サイドからクロスを送ると、相手のクリアボールがゴール前に高く飛んだ。これにFW吉平翼が反応するも、GK金田大和(4年=柏U-18)のパンチングに阻まれた。

 両チームがチャンスを作る中で前半15分、順天堂大が先制点を奪った。MF松本愛己(3年=FC東京U-18)が左からのCKをゴール前に蹴り込むとDF大井勇人(4年=大宮U18)がヘディングシュート。ピンポイントクロスを確実にゴールに流し込んだ。

 追いかける富山はチャンスを作りながらもなかなか枠にシュートを飛ばせない。前半43分にはMF溝口駿がペナルティエリア左に切り込んで右足を振ったが、枠の右に外れた。同45分には左サイドのパス交換から吉平のシュートまで繋げたが、順天堂守備陣のブロックに遭ってビハインドのまま前半を終了した。

 富山は後半7分に決定機。MF植田啓太のスルーパスでDF西矢慎平が右サイド深くまで突破してクロスを送ると、ゴール前からFW碓井聖生が頭で合わせたが枠外に飛んだ。同21分には順天堂大のMF福田凌(4年=興國高)に右サイドを取られてMF竹腰智也(4年=履正社高)にシュートを放たれたが、枠外で難を逃れた。

 すると富山は後半22分、西矢の落としを碓井がペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートでゴールに突き刺して同点。同24分にはMF松岡大智が右サイドからペナルティエリア内に切り込むとPKを獲得して逆転のチャンスが訪れた。古川がゴール右に蹴ったボールはGK金田に触れられるもゴールに吸い込まれ、一気に試合をひっくり返した。

 順天堂大は最後まで同点を目指したものの、2点目は奪えずにタイムアップ。富山が1回戦を突破した。