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現在、熊本大学・黒髪キャンパス(熊本・中央区黒髪)内の「学生会館」では、賃貸物件を紹介する特設会場が設けられています。

【写真を見る】「イマドキ学生の物件選び」推し活用の『祭壇』作れる部屋が人気?コロナ禍以降で特徴が変化

壁一面には学生向けの物件情報がずらり。

熊本大学は約7割の学生が一人暮らしで、今年も1000人を超える新入生が、自分だけの城を見つけます。

部屋選びでこだわるポイントは?

新入生「オートロックや防犯カメラなどのセキュリティー面(を重視している)。一人暮らしは不安なのでそういう設備もあったらいいなと思う」

受験生「キッチンはほしい。自炊したほうが健康に良いので」
保護者「家賃3万円台でおさまればちょうどいいかなと思っている」

家賃や設備など、希望する条件はさまざま。部屋探しをサポートするスタッフは、最近の傾向について。

熊本大学 生活協同組合 新入生サポートセンター 北川雄貴 副センター長「最近部屋探しをする人の多くが、家具・家電付き物件を求めている印象があります。あとはセキュリティー面を気にする人が多くてオートロック付きや築年数が浅い物件が人気です」

▼2024年行われたアンケート調査によると、「部屋選びのポイントになったもの」で最も多かったのが「大学との距離」。次に「家賃」、そして「部屋の広さ」、「防犯」と続きます。

熊本大学生協によりますと、家賃の平均は約4万4000円で、ここ数年はほぼ横ばいということです。

宅配ボックス付き物件などが人気

平均家賃と同じ4万4000円の人気物件を見せてもらいました。

1K8帖のフローリングの部屋。風呂とトイレは別々になっていて、ニーズが高いという「独立洗面台」があるのが、最近のトレンドです。

また、重視する人が多い「オートロック」や「宅配ボックス」のほか、火事の心配が少なく、掃除もしやすいと人気の「IHコンロ」も付いていました。

格安物件にも注目ポイントが 

一方で格安な物件も。6帖のワンルームで、家賃は2万6000円。築40年の物件で、風呂・トイレ・洗面台が一体となっているタイプです。

そして注目すべきポイントが。

学生サポーター 本粼千尋さん「冷蔵庫・洗濯機・IHコンロが付く家電付きの物件です。入学式の前後は準備で大変なので家具・家電付きの部屋は大人気です」

時代とともに移り変わる、人々の価値観と “部屋探し” 。最近の若者ならではの特徴もあります。

北川副センター長「コロナ禍の影響もあって、部屋で過ごす時間が多くなり『部屋で過ごす時間を充実させたい』と考えている人も多い」

祭壇が欲しい?予想外の着眼点

大学院への進学を機に、部屋探しをしているという学生。内見に同行させてもらいました。一人暮らし部屋にはこだわりがあります。

内見に来た学生「僕は洋服が好きで(料理の)においをつけたくないので、1Kタイプで間仕切りがあるほうがいいかな」

勉強も趣味も全力で楽しみたいと考えている板東さん。部屋の壁に、フック付きのレールを発見!洋服好きの心をつかまれます。


この物件は、希望どおり、キッチンと部屋が仕切られているタイプで、現在、リノベーション中。実際に部屋を見て、気に入ったポイントがありました。

内見に来た学生「今どきの若い人は “推し活” をしていて、僕もAdo米津玄師のグッズが家に大量にあるので、クローゼットが広いと俗にいう『祭壇』を作れるのはありがたい。こういうのは内見しないと分からないので来てよかった」


部屋選びは、自分を知る第一歩。それぞれの夢や目標に向かって、新生活がスタートします。

北川副センター長「4年間の大学生活を共にする部屋なので後悔のない選択をしてもらいたい」