29歳男性が“人生初の彼女”と入ったお風呂で大失態…「謝罪LINEもブロックされました」

◆29歳で初めてできた奄美大島出身の彼女
終始浮かない表情で取材に応えてくれたのは、六瀬さん(仮名・29歳)です。彼は、現在横浜にある会計事務所に勤務し、毎日自宅のある武蔵小金井から通勤しています。
「お恥ずかしい話なのですが、私、女性と付き合ったこともなければ、もちろん男女の関係を経験したこともなかったんです。そんな私が、半年前から仲良くしていた女性と付き合うことになりました。ランチでよく利用する事務所の近所にある喫茶店で働くMさんという女性です」
少し照れ気味にそう語ってくれた六瀬さん。彼女となったMさんは奄美大島の出身で、東京に出て来たばかりで何もかもが新鮮で驚きの連続だったそうです。
「先日、Mさんと銀座を歩いていたら『ねぇ、私、一度東京のラブホテルに行ってみたいんだ』と、唐突に言われ、思わず「ゆびきりげんまん』をしてしまったんです」
◆“経験がない”ことに不安が募ってきた
Mさんからの要望に安請け合いをしてしまった六瀬さん。もちろんそっち方面は無知なので、彼女が喜びそうなラブホを血眼になってネットサーフィンしたそうです。
「いろいろ調べてみて分かったのですが、最近のラブホはまるでテーマパークのようですね。みんなでパーティーができたり、ジムがあったり……。あまり派手なのもどうかと思ったので、女性が喜びそうなお城をイメージしたラブホを予約しました」
早速、ラブホの予約が完了したことをLINEで知らせたところ、大喜びの返信があったそうです。ただ、ホッとするのもつかの間、当日はうまくリードできるのか、どのようにしたら彼女が一番喜ぶのかなど、不安も募ってきたという六瀬さん。
「ラブホ選び以上に、ラブホで待ち受ける営みについて、ネットの情報を片っ端から調べました。いろんな情報を見ていくうちに、だんだん不安になってきました。ましてや、Mさんは私に女性経験がないことなど知る由もありませんし……」
◆初のラブホテルに大興奮の彼女
ラブホ当日のことをあれこれ考え、ここ最近は夜もぐっすり眠れなかった六瀬さんですが、とうとう本番の日がやってきました。
「結局、朝の4時ごろまでいろいろ考え込んでしまって眠れませんでした。
10時に渋谷ヒカリエの2階にある花屋の前で待ち合わせをしていたので、スマホのアラームで9時に飛び起きて急いでシャワーを浴びて、それからほとんど黄色い部分が少なくなったバナナと、冷蔵庫にあった牛乳を胃袋に入れて渋谷へ向かいました」
待ち合わせ場所に到着すると、すでにMさんは来ていて、手を振りながら笑顔で迎えてくれたと言います。普段よりもどことなく無口な二人は、そのままぎこちなく手を繋いでラブホの方向へと歩いて行きました。
ラブホに到着した二人は、とりあえず途中のコンビニで調達したビールで乾杯しました。Mさんはビールを一口飲むや否や、1人で部屋散策をはじめ上機嫌だったようです。
「最初は自分の方からお風呂へ誘おうと思っていたのですが、しばらくしてMさんの方から『ねぇねぇ、お風呂すごい大きいよ!一緒に入ろ!』と言ってきたので振り向くと、すでにMさんはバスタオル一枚になっていて浴室から手招きしていました」
◆湯船で力いっぱい彼女を抱きしめた瞬間に…