笑顔で握手を交わす自民党の麻生太郎副総裁(左)と蔡英文総統

写真拡大

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は8日、台湾を訪問している自民党の麻生太郎副総裁と台北市内の総統府で会談し、麻生氏の台湾への支持に謝意を示した。

蔡氏は、「日本は台湾の重要な国際パートナー」だとした上で、麻生氏が副総理兼財務大臣だった2020年、参議院で台湾の新型コロナウイルス対策を称賛し、世界保健機関(WHO)が台湾を排除していることに異議を唱えたことに感謝した。

また、サプライチェーン(供給網)の再構築などは世界各国の重要な課題となっていることに触れ、台湾と日本間の官民の連携を通じ、より強靭(きょうじん)で安全なサプライチェーンを打ち立てることに期待を寄せた。

麻生氏は日本が台湾と断交した後も、自民党青年局が台湾との交流を続けてきたことに言及。自身や故安倍晋三元首相、岸田文雄首相らが青年局長経験者であることに触れた上で、台湾との関係を維持すべきという意思が党内で受け継がれてきたとの考えを示した。

日台間で確立された人間関係によって長い交流が続いてきたとした上で、「お互い困ったときは助け合う、喜びも分かち合うという日台関係であり続けたい」とも語った。

(編集:楊千慧)