台湾最後の映画看板絵師、日本時代の旧宿舎群に名作の看板描く=台南・水交社園区
水交社は日本統治時代の1941年に台南海軍航空隊が設立された後に建てられた関連の宿舎群。戦後は中華民国空軍に接収され、中国大陸から台湾に移り住んだ軍人やその家族が暮らす「眷村」が形成された。56年には曲芸飛行隊「サンダータイガース」(雷虎小組)のパイロットやその家族が住むようになり、50人を超える将軍を輩出した。そのため、「サンダータイガースの故郷」とも呼ばれている。
今回、顔さんが描いたのは、抗日戦争を題材にした「筧橋英烈伝」(1977年)と「八百壮士」(1976年)の2作品の映画看板。絵は同園区の屋外エリアで現地制作された。
市文化局は「台南の空軍の歴史と水交社の眷村の記憶を知ってもらえれば」と来園を呼びかけた。
(楊思瑞/編集:名切千絵)
