【広島|ポジション別最新序列】要注目のブレイク候補は? タイトル獲得へ重要なのはベン・カリファら外国籍FW3人の起用法
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【GK】
昨季までもハイレベルな競争力を誇ってきたGK陣は、秋田から田中雄大を獲得してさらにレベルが上がっている。
充実したプレーを見せてきた大迫敬介が新シーズンも競争を引っ張り、川浪吾郎がバックアップとして存在感を示しながらチームを盛り上げていくなかで、40歳の林卓人がどこまでパフォーマンスを高めて2人を脅かしていくのか。
【DF】
佐々木翔、塩谷司、荒木隼人の3選手には、今季もチームの攻守を支えるパフォーマンスが期待できる。昨年11月に膝の手術をした荒木が開幕に間に合うか不安はあるものの、バックアッパーにも将来有望なタレントが揃っている。
野上結貴が名古屋に、今津佑太が長崎に活躍の場を求めたなかで、昨季、J1でも力が通用すると示した住吉ジェラニレショーンが残留。そして期待の大卒ルーキーも加わった。広島ユースから順天堂大に進学して戻ってきた山粼大地と桐蔭横浜大をインカレ優勝に導いた中野就斗の2人は、1年目から活躍が期待される実力者。ディフェンスラインはとても充実している。
【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列
【MF】
現有戦力の維持に成功したうえで、今季にブレイクが期待されるタレントが控えている。
野津田岳人と森島司の2人が中盤の軸になるなかで、昨季に7年ぶりのタイトル獲得の原動力となり注目を浴びた満田誠と川村拓夢がさらに飛躍できるかも楽しみ。さらにボランチに松本泰志、シャドーにエゼキエウと実力のある選手がスタンバイしており、ベテランの柴粼晃誠と青山敏弘の存在も頼もしい限り。そして、レンタルバックした松本大弥と2年目の棚田遼は今季要注目のブレイク候補で、サイドの新加入、志知孝明にも新たな風を吹き込む活躍が期待される。
中盤は年齢バランスの良い構成になっていて、ミヒャエル・スキッベ監督の選択肢も昨季より多くなっている。
【FW】
ハードワーカーのナッシム・ベン・カリファ、ターゲットになれるドウグラス・ヴィエイラ、ボックスストライカーのピエロス・ソティリウ。広島が抱える外国籍FWはそれぞれタイプが違うなかで、スキッベ監督がどう起用していくかは今季の重要ポイントの1つになる。1人で二桁得点は難しくても3人合わせて20得点を奪えれば、チームはタイトルレースに加わっていくことができるはずだ。
昨季はケガで苦しんだ鮎川峻の復帰にも期待がかかる。一瞬のスピードがあって動き出しが巧みな21歳のFWがパフォーマンスを取り戻せば、外国籍FWの3選手とは違った特長を加えられる。
文●寺田弘幸(フリーライター)
