ひろゆきVS自民候補・森下千里「それ国会議員じゃなくてもいいのでは?」「外務大臣をガッキーにした方がいい!」:日経テレ東大学祭|テレ東プラス
2021年4月のプロジェクト開始から1年を経たずしてチャンネル登録者数20万人を突破した異色の経済YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」。
初のオンラインイベント『日経テレ東大学祭』が12月15日(水)に開催され、MCを務めた坂井豊貴(慶應義塾大学経済学部教授)、中田花奈(元乃木坂46、麻雀カフェ経営者)をはじめ、ビジネストーク番組「Re:Hack(リハック)」のパーソナリティー・ひろゆきこと西村博之(「2ちゃんねる」創設者)や成田悠輔(経済学者、米イェール大学助教授)、「FACT LOGICAL(ファクト・ロジカル)」のパーソナリティー・入山章栄(経済学者、早稲田大学ビジネススクール教授)など、各分野の著名人が登壇した。
<日経テレ東大学 YouTubeチャンネルはコチラ>
■14:00〜14:30 オープニングトーク
オープニングトークでは、MCの坂井豊貴と中田花奈、VR(バーチャルリアリティー)アーティストのせきぐちあいみがあいさつ。数日前に帰国したという成田悠輔もリモートで参加した。自身を「暴言ばかりの人」と評する成田は、通常の収録と異なる生放送の現場について「今日は放送事故が起きて『Re:Hack』が終わるかも」と話し、笑いを誘った。
坂井と成田は十数年前から旧知の仲だという。冒頭は2人の研究トークで盛り上がり、午後2時から夜10時半まで行われる長丁場のイベントがスタートした。
■14:30〜15:50 「Re:Hack特別編!〜平日の昼間に生放送にしたからゲストの調整に苦労しましたSP〜」
セッションのトップバッターは「日経テレ東大学」の人気討論番組「Re:Hack(リハック)」。朝6時半のフランスからリモートで参加したひろゆき、同じくリモート参加の成田悠輔、ぴらめきパンダ(スタジオで参加)というおなじみのメンツに挑んだのは、元タレントで、今年行われた衆議院議員選挙に宮城5区の自民党公認候補として出馬し、敗れた森下千里氏。
政治活動をする前は、グラビアタレントやレースクイーンとして活躍し、高い人気を得ていた。ひろゆき、成田から「土地勘のない宮城で立候補した動機が"支部長の席が空いたから"にしか聞こえない」「それ国会議員じゃなくてもいいですよね。県会議員ではダメなの?」など矢継ぎ早に意見をぶつけられ、森下氏が思わずタジタジになる一幕も。
また、「政治家は専門外でも全ての問題に答えを持つべきか」「タレント議員のあり方」などのテーマも掘り下げ、ひろゆきは「外務大臣ガッキー(新垣結衣)にしたら世界中の人が喜ぶと思う(笑)」とコメント。
森下氏は「『ロンドンハーツ』に出演が決まったときと同じくらいの緊張を感じている」と漏らし、視聴者からも「面接みたいでハラハラする」とのコメントが寄せられ、緊迫感のある内容となった。
■16:00〜16:55 【中小企業の逆襲】#1 石川鋳造〜立ち上がれ!日本の未来を支える99.7%の魂〜」
国内企業のうち99%以上を中小企業が占める日本。その多くがコロナ禍で苦境に立たされるなか、自社の技術力を信じ、立ち向かう企業もいる。本セッションではそんな企業の挑戦を通し、アフターコロナ時代のモノづくりや売り方、企業戦略について考えた。
MCは坂井と中田が担当。第1回ゲストとして「おもいのフライパン」がヒットした「石川鋳造」代表取締役社長・石川鋼逸(こういつ)氏が登壇した。
一時は3ヵ月待ちとなった「おもいのフライパン」。元々自動車部品の製造などを請け負っていた「石川鋳造」が、どのようにしてフライパンをつくることになったのか。石川氏は、その転機や自社で培った技術をどのように生かしたのかを明かした。
また、アイデア出しから商品化までの迅速さに加え「精肉やワインのサブスク(定額制)」という他業種への進出など、「石川鋳造」の独特なマーティング戦略についても深掘りした。
■17:10〜18:05 【FACT LOGICAL】特別編「経済オヤジ3人衆の2021年 最悪&最高ニュース祭り」
続くプログラムは、入山章栄がMCを務めるビジネストーク番組「FACT LOGICAL(ファクト・ロジカル)」の特別編。モーリー・ロバートソン氏(国際ジャーナリスト)、山崎元氏(経済評論家)、森永卓郎氏(経済アナリスト)と、錚々たる"経済オヤジ"3人を招き、経済に関する今年の"最悪&最高ニュース"を取り上げて討論した。
「岸田首相はリーダーには向かない」「『バックには米国がついている』と言っている日本は、半グレみたいな存在」「パソナが淡路島に移ったのに、竹中平蔵さんは東京のタワマンに住んでいる」......。
忌憚なき意見をズバズバ出し、討論を続ける経済オヤジたち。度重なる過激な経済トークに入山は「テレビでは話せない内容ですね」と苦笑する。
軽快なトークは止まらず、途中コロナ禍におけるオヤジたちの月収トークに発展する場面もあり、大いに盛り上がる1時間となった。
■18:20〜19:15 【まったりFUKABORI】特別編「経済学者・坂井豊貴が聞きたい!超カリスマホストの経営学」
本イベントのメインMC・坂井に「誰と話したいか?」とを聞いたところ、「一番会いたい」と名前が挙がったのが元ホスト・社美緒氏(GROUP YGDオーナー)。10店舗以上を経営し、ホストで地方創生、ノウハウのグループ内共有など「ビジネスの最前線」に立つ社をゲストに迎え、インタビュー番組「まったりFUKABORI」特別編を送った。
カリスマホストの営業論や経営論、マネジメント力などを坂井と中田が深堀り。今の時代は「『かっこいい』や外見だけでなく、人となりを見られる時代」と、ブランディング(価値を求める方法)を語る社氏に、乃木坂48として活動していた中田も共感。「SNSの使い方や発言、行動といった振る舞いを見た上で、ファンが“推し”を決めるところはアイドルも同じ」と類似点について話した。
■19:20〜19:40 【投資未来学】億り人&うまちゃんが語る「株式投資とIRのツボ」
新番組候補として新しく立ち上げられた本企画。「億り人」こと井村俊哉(Zeppy代表取締役)と、うまちゃんこと馬渕磨理子(経済アナリスト)が、IR専門家・近藤正哉氏(野村IRコミュニケーションストラテジスト)とともにIR(投資家向け広報)の勘どころを探った。
与えられた時間はわずか20分。怒涛の勢いで進行した本セッションは、投資で成功するために最も重要と言われるIRの説明に始まり、馬渕からは「IRは企業から投資家へのラブレター」という名言も飛び出した。
「ズバリIRのココを見よ」というテーマでは「社長を見ろ」「説明会を見ろ」「公報を見ろ」など数々のキーワードが上がる。限られた時間のなかでIRと投資との関係性を3人がかみ砕き、視聴者に伝えた。
■19:45〜20:40 新番組候補【chu-syutsu】#1 エンタメの挑戦!〜2022年ティーンの支持を得よ〜
具体的な業界の具体的な商品・戦略を分析し、あらゆるビジネスパーソンに使えるノウハウを一般化して“抽出”する新番組候補企画。それがこの「chu-syutsu」だ。
第1回のテーマは「エンターテインメント」。「荒野行動」や「第五人格」などのヒットゲームを世に送り出した中国ゲーム大手「ネットイース(網易)」のテイ・ショウショウ氏、AKB48メンバー(武藤十夢、村山彩希、佐藤美波)、ゲーム実況者・もしうさ氏を迎え、ひろゆき、ぴらめきパンダとともに2022年においてティーンの人気を獲得するための新たなエンタメの仕掛けを探った。
「コンテンツを長続きさせるには女性ファンを増やすのが肝」などのキーワードが出るなか、ひろゆきからは「メンバーごとのファンの男女比など、AKBはSNSで得られるデータがたくさんあるのに、運営が生かしていない」という厳しい意見も。
eスポーツというジャンルの中で「第五人格」はなぜヒットしたのか。ファン層の分析などを、アイドル・音楽業界という異なる視点も交えて語り合った。
■20:45〜21:40 “大企業 VSベンチャー” 未来の働き方を語る
新型コロナ感染拡大の影響で、大きく変わった労働市場。本セッションでは、キャリアプランをどう描くべきか、転職や人材のプロたちが語った。
登坂淳一(元NHKアナウンサー)が進行を務め、田端信太郎氏(田端大学塾長、元「ZOZO」執行役員)、神谷明采氏(ミス東大2020)、大澤陽樹氏(「オープンワーク」社長)が登壇。現在の採用領域などについて話し合った。
オンライン化が進むことで面接・面談が気軽になった一方、新人育成の難しさが浮き彫りになったと田端氏。対して、就活を控えている神谷氏は「むしろオンライン面接で自分らしさを表現できるか不安」と打ち明けた。
大澤氏は就活において、自分を「見える化」する大事さについて言及。SNSなどを駆使して事前に自身を表現するのは可能と話した。その他、会社の選び方や転職時期の見極め方など、働き方に関わるさまざまなトークが繰り広げられた。
■21:40〜22:15 みんなと日経テレ東大〜質問あったら、なんでも答えます〜
本コーナーでは、番組開始時から募集した視聴者からの質問に、番組プロデューサーの高橋弘樹(テレビ東京)と松山拓生(テレビ東京)が答えた。
「面白いコンテンツのつくり方は?」「ぴらめきパンダの正体は?」「ひろゆき氏と成田悠輔氏、本心がわかりやすいのは?」……。中田花奈が読み上げる数々の質問に、プロデューサーらが飾らない言葉で、時に笑いを交えて回答し、番組の裏話にも花が咲く。
また、テレビとYouTubeのあり方の違いなど、坂井を交えて討論。松山は「高い制作スキルが一般化していくYouTubeに、我々テレビ局も対応していかなくてはならない」と話した。
■22:15〜22:30 エンディングトーク
最後は、せきぐちあいみがイベントの間に手がけたライブペインティングのデジタルアートを発表。イベントのメインテーマ「一刀両断」にちなんだ作品を披露した。
2次元の屏風から3次元に向けてトラが飛び出し、新世界を切り開くイメージを表現。作品には、燃え盛る炎の中で大きく口を開けたトラが隠されており、「開拓者の熱い気持ちを表した」と話すせきぐち。驚きの2重構造で会場を沸かせ、「日経テレ東大学祭」の最後を華々しく締めくくった。
生配信ならではの緊迫感もあり、波乱に満ちた約8時間。イベントの各セッションは、順次「日経テレ東大学」での公開を予定している。
<日経テレ東大学 YouTubeチャンネルはコチラ>
