オランダ代表、その「歴史上最高の10選手」

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本日EURO2020のグループステージ第2節でオーストリアとの試合を戦うオランダ代表チーム。小国ながらも世界屈指の強豪として長くサッカーの名門となっている。

今回は『bleacherreport』から「オランダが生んだスター選手ランキング」のTOP10をご紹介する。

10位:ロビン・ファン・ペルシー

残念ながら怪我の多さによってそのキャリアは何度か妨げられてしまったが、間違いなくこの地球上で最も技術的な才能に恵まれた選手の一人であった。ドリブラーとして、そしてスコアラーとして。クリスティアーノ・ロナウドにも匹敵する選手になった可能性もあるだろう。

アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドのサポーターは彼によって助けられた試合を間違いなくいくつも覚えているはずだ。数々の名選手を生んだオランダの中でも、彼ほど勝利をもたらした選手は多くはない。

9位:ファース・ヴィルケス

オランダのサッカーの歴史上、最も偉大で、最も不運な選手の一人であろう。真の伝説であることは間違いなく、代表の記録においても最高のゴール率を叩き出した。38試合35ゴール。

しかし1949年から海外へと活躍の場を広げたことにより、その記録は伸びることがなかった。当時のオランダでは国外でプレーする選手を招集しなかったためである。ヴィルケスはオランダで最も過小評価されているレジェンドである。

8位:エドウィン・ファン・デル・サール

マンチェスター・ユナイテッドの伝説であり、そしてこのリストで唯一のゴールキーパーである。類稀な体格を持ちながらもボール扱いにも優れ、現代のサッカーを変えたキッカケとなった選手でもある。

ベテランになってからマンチェスター・ユナイテッドに加入し、そこで40歳まで守護神を務めた。それは誰も再現することができない伝説であろう。彼が引退して以来、オランダには絶対的な守護神が一人もいない。

7位:ルート・ファン・ニステルローイ

もうひとりマンチェスター・ユナイテッドの選手を選ばなければならない。彼がキャリアの最盛期にあったときには、世界の誰もその得点力に敵う者はいなかった。プレミアリーグ、リーガ、そしてエールディビジで得点王を獲得し、クラブでも代表でも「ゴールマシン」であった。

クラブキャリア全体で325ゴール。そして代表では35ゴール。信じられないことにこの成績は度々怪我に悩まされながらも記録したものである。

6位:クラレンス・セードルフ

サッカーの歴史上彼ほどのオールラウンダーはいない。そして3つの異なるクラブでチャンピオンズリーグを優勝した選手は今なお彼のみだ。アヤックス、レアル・マドリー、そしてミランで歴史を築いた。

ピッチ上で求められるあらゆるものをそつなくこなし、そして記憶に残るようなスーパープレーも見せる。主役にも脇役にもなれる知的な選手であり、このようなタイプは数十年に一人しか生まれないだろう。

5位:フランク・ライカールト

フランク・ライカールトは、クラレンス・セードルフが現れるまで「オランダ最高のオールラウンダー」であった。あらゆることができ、あらゆるものを見ることができた。

現代のチャンピオンズリーグと先代のチャンピオンズカップを両方制覇した数少ない選手であり、代表でもEURO1988の優勝トロフィーを掲げることに成功した。さらに、監督としても世界で最も成功した人物の一人である。

4位:ルート・フリット

EURO1988でフランク・ライカールトとともに優勝を果たしたルート・フリット。ミランの黄金期を支えた選手の一人であり、オランダ、イタリア、そしてイングランドでタイトルを獲得した。

またチャンピオンズリーグの連覇という記録も持っており、ミランでは3回のセリエA優勝に貢献。クラブでも代表でも歴史を作った偉大なキャプテンであった。

3位:マルコ・ファン・バステン

フリットが偉大なキャプテンならば、ファン・バステンは偉大なストライカー。怪我でキャリアを終えた選手には常に「あれさえなければ素晴らしかっただろうに」と言葉が出るものだが、彼は怪我があっても世界最高だった。

20代でサッカー選手としての人生を終えながらもセリエA3回、チャンピオンズリーグ2回を優勝し、数多くの記憶に残るゴールを決めた。今なおスラッとしたアクロバティックな点取り屋が現れたら「〜のファン・バステン」と呼ばれるのだが、本家に匹敵するどころか、その名前がふさわしいと思える選手すらいない。

2位:ヨハン・クライフ

言葉を超えたスター、ヨハン・クライフ。オランダ代表だけでなく、クラブだけでなく、世界のサッカーを変えた選手の一人だ。リヌス・ミケルス監督とともに作り上げたトータル・フットボールは現代サッカーの礎となった。

そして指揮官としてバルセロナを改革し、現代サッカーをさらに進化させるチームの基礎を作った。その名前はまさにオランダのみならず全世界のレジェンドだ。

1位:デニス・ベルカンプ

彼を説明する言葉は一つだけだ。地球上の誰よりもテクニックがあった。個人賞やタイトルの数ではない。サッカー選手として純粋に、ボールを扱うということに関して歴史上最も才能に恵まれた選手だった。

【写真】フランス代表の「歴史上ベストイレブン」

多くのレジェンドが存在するが、彼のようにサッカーを見ていた人間は誰もいない。そして彼以降誰も並び立つ者がいない。このランキングで1位になることに議論はあるかもしれないが、「選手として最高」の存在だった。