日本人にとってワクチンは「恐ろしいもの」、だから接種が遅れている=中国メディア
記事は、東京五輪の開幕まで2カ月を切ったにもかかわらず日本の新型コロナ感染状況は憂慮すべき状態であり、ワクチン接種も全人口の2%足らずにとどまっていると紹介。アジア屈指の先進国であり、製薬業やバイオ医学が発展していることで知られる日本がワクチン接種においては「劣等生」であるとした。
その上で、戦後の日本は米国主導により新生児のワクチン接種から各種伝染病の予防接種を制度化、義務化し、米国のワクチン技術に依存してきたと紹介。しかし、科学技術が未成熟だったために欧米人とアジア人の差異が考慮されないまま各種の予防接種が行われたことで、1970年代に入ると多くのワクチンで重篤な副反応が発生したと伝えた。
そして、ワクチン問題の頻発に伴って数多くの訴訟を抱える事になった日本政府は94年にワクチン接種を「義務接種」から「努力義務」へと変更し、法的な拘束力をなくしたと説明。それからおよそ30年が経過し、現在の日本人はもう以前のようにワクチンの接種を進んで受けなくなり、ワクチンを恐れ、敬遠するようになったとしている。
さらに、今世紀に入って世界ではSARS、エボラ出血熱、中東呼吸器症候群、H1N1インフルエンザなど伝染病の感染が頻発する中、日本では幸い感染拡大が起きていなかったため、日本政府は各種ワクチンの研究開発、接種体制づくりに本腰を入れて取り組んでいなかったと指摘。今もなお90年代の「ワクチン訴訟ブーム」時代の思考にとどまっているのだと論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
