『クリミナル・マインド』キャストの今は?近況や最近の出演作を紹介

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2020年2月にシーズン15をもって有終の美を飾った、米CBSの大ヒット犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。早くもリバイバル版の製作が決定しているが、ファイナルシーズンの主要キャストはどうしているのだろうか。米Screen Rantの情報を基にキャストの近況や最近の出演作を紹介したい。

マシュー・グレイ・ギュブラー

シーズン1よりドクター・スペンサー・リード役で出演したマシューは、Netflixの心理スリラー映画『ホース・ガール』にダレン役で出演。また、『マイティ・ソー』のダーシー役で知られるカット・デニングス主演の恋愛コメディドラマ『Dollface(原題)』では主人公の一人が恋に落ちるウェス役で3話にわたって姿を見せている他、『クリミナル・マインド』シーズン6で人身売買組織のリーダーを演じたアンジェラ・サラフィアンと共演する「ギュブラー・ランド」(https://matthewgraygubler.com)を立ち上げている。


A・J・クック

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一時お休みはあったもののシーズン1からファイナルシーズンまでジェニファー・"JJ"・ジャロウを演じたA・Jは、2019年に公開されたインディーズ映画『Back Fork(原題)』に出演。悲劇が起きた後に自分の道を失った、家族を愛する男の物語が綴られる本作でA・Jは『クリミナル・マインド』でJJの夫ウィリアムを演じたジョシュ・スチュワートと再共演を果たしている。『クリミナル・マインド』の終了後は新作を発表していない。


カーステン・ヴァングスネス

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15シーズンにわたってペネロープ・ガルシアを演じたカーステンはシリーズ最多出演であり、『クリミナル・マインド 国際捜査班』という2本のスピンオフドラマにも出演した唯一のキャスト。『クリミナル・マインド』の終了後は2020年にリリースされた短編映画『Curtains(原題)』でナレーターを担当。また、定期的に『Kirsten's Agenda』シリーズとして動画をアップしている。


ジョー・マンテーニャ

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BAUの前身であるBSUの創設メンバーの一人で、マンディ・パティンキンが扮するジェイソン・ギデオンの代わりにシーズン3よりレギュラーとして参加し、ファイナルシーズンまで出演したデヴィッド・ロッシ役のジョー。彼は『クリミナル・マインド』に出演する傍ら、人気長寿アニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』で1991年よりファット・トニーの声を務めており、現在もゲストとして番組に貢献している。


パジェット・ブリュースター

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パジェットはシーズン2で降板したローラ・グラウディーニ扮するエル・グリーナウェイの代わりにエミリー・プレンティス役で登場。シーズン7をもって一度はシリーズを降板したものの、シーズン12でホッチ役のトーマス・ギブソンが解雇されたことによりチームにカムバック。以降ファイナルシーズンまでBAUを率い、欠かせないメンバーとして活躍した。パジェットは2018年よりディズニーのアニメシリーズ『ダックテイルズ』でドナルド・ダックの双子の姉妹デーラ役を演じている他、『Birdgirl(原題)』でも主人公のバードガール/ジュディ・ケン・セッベンを演じ、声優としても活躍している。


アイシャ・タイラー

シーズン11よりタラ・ルイス役で参加したアイシャは、産休に入ったJJ役のA・J・クックとケイト・キャラハン役のジェニファー・ラヴ・ヒューイットの穴を埋めるためにゲストとして初登場。もともと、7話のみに出演予定だったアイシャ演じるタラをプロデューサーが惚れ込んで登場回数を増やすことに決め、後にレギュラーへ昇格。ディズニー/ピクサー映画『モンスターズ・インク』のスピンオフシリーズとなるDisney+(ディズニープラス)の『Monsters At Work(原題)』でミリー・タスクモンの声を務めており、現在はポスト・プロダクション中だ。また、Amazonの異色スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』の裏側に迫るアフターショー『Prime Rewind:「ザ・ボーイズ」の裏側』では司会を務めている他、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン6でエピソード監督を担うなど、幅広い分野で活躍している。

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アダム・ロドリゲス

アダムはシーズン12よりルーク・アルヴェスを演じ、シーズン11で降板したシェマー・ムーア扮するデレク・モーガンと入れ替わる形で、FBI逃亡者特捜班から転属してBAUに。アダムは、2020年に米Showtimeで放送された『ナイトメア 〜血塗られた秘密〜』の前日譚となるスピンオフドラマ『Penny Dreadful: City Of Angels(原題)』にラウル・ヴェガ役で出演したが、同作は残念ながらシーズン1でキャンセルに。その他、Netflixのファミリードラマ『ワンデイ −家族のうた−』シーズン4にゲストとして登場している。

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ダニエル・ヘニー

ダニエル演じるマシュー・シモンズは、スピンオフドラマ『クリミナル・マインド 国際捜査班』でIRT(FBI国際捜査班)の捜査官として活躍していたが、IRTの解散を機に、シーズン13からBAUのメンバーに。ダニエルは、ファンタジー小説「時の車輪」を米Amazonがドラマ化するシリーズで、滅亡したマルキア王国の王子ラン・マンドラゴラン役にキャスティングされている。また、韓国のアクション映画『コンフィデンシャル/共助』の続編となる『Confidential Assignment 2: International(原題)』に出演する予定だ。


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シリーズの終了から約1年で早くも米Paramount+(旧CBS All Access)で復活することとなった『クリミナル・マインド』。リバイバル版は1話完結型だったオリジナル版とは異なり、エミリー役のパジェット・ブリュースターが先月、自身も含めて最後の4シーズンに出演していたキャストに声がかかっていることを明かしており、オリジナル版からキャストの続投が期待される。今後発表されるキャスティングニュースに注目しておきたい。

(翻訳/Nami)

Photo:

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(c)ABC Studios/『クリミナル・マインド』公式Instagramより