新型コロナ対策を施し、ついにデビュー!


JR京都駅で行われた特急「ウエストエクスプレス銀河」の出発式(画像:JR西日本)。

 JR西日本の夜行特急「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」が2020年9月11日(金)夜、営業運転を開始。始発の京都駅では出発式が開催されました。

 下りは京都〜出雲市間、上りは出雲市〜大阪間を走ります。運転開始は当初5月8日の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でおよそ4か月間延期されていました。

 JR西日本 鉄道本部営業本部の水田雅博副本部長は「無事に運行開始を迎えられました。ありがとうございます。コロナ禍の、このような時期だからこそ、銀河の運行を通じて地域の魅力を発信し、地域に元気をお届けすることができれば大変ありがたく思います。皆様に新しい旅を楽しんでいただけますよう、鉄道事業者として安全で安心していただけるサービスをご提供してまいりたいと思います」と挨拶しました。

 車両は、京阪神エリアで新快速などに使われてきた117系電車6両を改造。座席や個室、簡易寝台が並びます。きっぷは当面、日本旅行が企画・実施する旅行商品として販売。新型コロナ対策として、車内では消毒液や除菌機能のある空気清浄機などを用意し、さらに定員を減らして運行されます。