岡田晴恵さん

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 今や新型コロナウイルスの報道で、この人の顔を見ない日はない。白鴎大学の岡田晴恵特任教授(57)である。彼女の専門は感染症学、公衆衛生学で、厚生労働省の国立感染症研究所でウイルス第三部研究員を務めた経験もあることから、連日引っ張りだこになっているというわけである。「羽鳥慎一モーニングショー」や「ひるおび!」では常連、多いときは1日に5つの番組をハシゴしたことも。こんなに出ずっぱりで、過労で倒れないのか、なんて心配する声も出ている。

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 岡田教授は、ぽっちゃりしていてお母さんみたいで癒やされる、と茶の間ではなかなか好評のようだ。ニュースやワイドショーだけでなく、バラエティにも出演。明石家さんまの「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)では、さんまから「晴恵って顔してる!」「俺の晴恵」「晴恵〜」といじられて、愛嬌を振りまいたことも。

岡田晴恵さん

 岡田教授は、共立薬科大学を出た医学博士である。厚生労働省国立感染症研究所ウイルス第三部研究員、(社)日本経済団体連合会21世紀政策研究所シニア・アソシエイトを経て、現在は白鴎大学教育学部特任教授の肩書きを持つ。

 実際、どれだけの番組に出演しているのだろうか。2月13日までの時点で調査してみた。彼女がコロナウイルス報道で最初に登場したのは1月25日だった。この日は、新型コロナウイルスによる肺炎がほぼ中国全域に広がった時で、日本政府は湖北省への渡航中止勧告を出したとの報道があった。「週刊ニュースリーダー」と「サタデーステーション」(テレビ朝日系)に出演。「サタデーステーション」では、

「動物の病気から人の病気になっている。今後の感染者、死亡者は増えていく。SARSより拡大が早い気がする」

 この時点では、日本国内の感染者はまだ2人だけだったが、早くもコロナウイルスの拡大の速さと危険性を予知した。

 翌26日も、「日曜報道 THE PRIME」「ワイドナショー」(フジテレビ系)、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)に出演。そして、27日は、「スッキリ」(日本テレビ系)を皮切りに、「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)、「ひるおび!」(TBS系)、「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)、「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)と5つの番組をハシゴしたのだ。出演時間は5番組で、計1時間38分56秒だった。

 テレビの出演時間が最も多かった日は1月29日。朝4時から始まる「Oha!4 NEWSLIVE
」(日本テレビ系)に1分31秒、次いで「羽島慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)が1時間23分18秒、「ひるおび!」が59分3秒、「Nスタ」(TBS系)が16分46秒で、4番組で計2時間40分38秒にも及んだ。

ギャラは1回5万円程度

 番組別で見ていくと、「ひるおび!」11回、「羽島慎一モーニングショー」10回、「Nスタ」5回など、1月25日から2月13日までの20日間で計46回出演している。1日平均2・3回。売れっ子タレントでも、これだけ出演する人はそうはいまい。こんなに働いて、体調は大丈夫なのだろうか。視聴者も心配して、ツイッターにこんなつぶやきをしている。

〈岡田さん、お疲れが見える。今日は髪型決まって無いし、発言おかしいよ。寝てないな、可愛いそう〉

 ある民放のプロデューサーに聞くと、

「番組出演のギャラは、基本的に1回で5万円ほど。バラエティ番組は10万円くらいでしょう。テレビ出演で顔が売れて、今後は講演依頼もかなり増えるのではないでしょうか」

 白鴎大学の広報課によれば、

「今でも大学宛てに、テレビや新聞から岡田教授の出演依頼が毎日3、4件あります。すべてお受けすると体が持ちませんから、依頼は岡田教授に転送し、ご自身で選別しているようです。出演が決まれば、メールで知らせてくれることになっています。本校は2月6日から春休みに入っていて、4月6日から授業が始まります。4月からは授業を優先していただかないと……」

 2月5日放送の「ホンマでっか!?TV」で、岡田教授は、

「これから日本で新型コロナウイルスが広がって、4月をピークに流行する」

 と、大胆な予想を行っている。コロナウイルスが下火になるまで、今後もテレビ出演は続くと見られる。くれぐれも自身の健康管理には気を付けていただきたい。

週刊新潮WEB取材班

2020年2月17日 掲載