「時間にルーズ」「歩くことが嫌い」など、本土に住む人たちとは少し違った価値観を持っている沖縄県民。11月20日の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)では、沖縄県民の県民性について議論された。臨床心理評論家の杉山崇氏は「沖縄県民が時間にルーズなのはポジティブ思考が原因」と指摘する。

時間の感覚は、情報の処理量とメンタルのネガティブさに比例しており、都会に住んでいる人は情報を処理する機会が多くネガティブになりがちという。その結果、都会の人は時間が長く感じやすくなり、時間管理に神経質になると話す。一方、沖縄県民は土地柄が影響しているのか、ポジティブ思考の人が多く、都会ほど情報処理を求められないため、時間にルーズになってしまうようだ。(文:石川祐介)

給与を上げると嫌がる沖縄県民


また、杉山氏は沖縄県民の所得が一般的に低いとされていることを挙げ、この理由を「所得が上がると周囲から妬まれることを嫌う傾向がある」と説明する。近隣住民との繋がりが強く、「出る杭になりたくない」という意識が潜んでいるのだろう。

ただ、競争心がないおかげで、生活する上で余計なストレスを感じないというメリットもある。上昇志向が強い人が沖縄県に住むことはしんどそうだが、そうではない人にとっては楽園なのかもしれない。

ネット上では「こういう場所っていいね」という声も

また、経済評論家の門倉貴史氏は、沖縄県民は優しさにつけこまれやすいと指摘する。

「都道府県別の一世帯あたりの負債比率(貯金に対する借金の比率)を見ると、全国平均が28.2%ですが沖縄県は57.2%なんです」
「都会の人は見栄を張って借金して自己破産をする人が多いですが、沖縄県の人は人助けのためにお金を貸したことで自己破産してしまう人が多い」

おおらかで優しい性格が仇となり、借金の保証人になってしまい、多額の借金を背負わされるケースも少なくないようだ。人間関係や仕事のストレスは少なそうだが、お金で苦しんでいる人は珍しくないのかもしれない。

ネット上では「都会って色々なことが細かいから、こういう場所っていいね」と沖縄県に住んでみたいという声が散見された。ただ、「沖縄って風習的に身内意識強いのかな?それだったら無理だわ」とあまり人と深く関わりたくない人にとっては面倒くさい土地だろう。また、仲間意識が強く排他的であるため、人付き合いに苦しむ可能性もある。

何にせよ、沖縄県は非常に特徴のある魅力的な場所であることには間違いないだろう。