VRだけでは足りない・・・?労働災害を“体感”することが大事な理由
体感機は、印刷機のローラーを模した装置とヘッドマウントディスプレー(HMD)で構成する。専用の手袋を装着してローラー部分に触れると、手がローラーに巻き込まれる様子を再現したVR映像がHMDに映し出される。映像に合わせてローラーに巻き込まれる疑似体験ができる。HMDに映る映像は装置上部のモニターにも表示する。
凸版印刷はトッパン研修センターを含む国内外の計5カ所に安全道場を設置している。今後は他の拠点にもVRを使用した危険体感機を順次導入する。
印刷ローラーに巻き込まれる可能性のある場所や業種が限られていることから、体感機の外販は需要に応じて検討する。同社はこれまで観光や文化振興、自然災害対策などの分野でVRコンテンツを作成しており、安全・防災教育でも開発や外販を進める。
トッパン研修センターの安全道場は、社内研修の他に外部の研修も予約制で受け入れている。2010年の開設から現在までの受講者数は社内外合わせて約3万人に上る。
