2019年に「GIGAZINEマンガ大賞」に応募いただいた作品の中から、原作ネーム応募作品「あめあめふれふれうそやんで」が「入賞」として選出されました。今後、連載を目指して進行していきますので、審査に参加いただいたGIGAZINEシークレットクラブ(GSC)メンバーの方もそうでない方も、ぜひとも展開をお楽しみにしていただければ幸いです。

今回大賞には惜しくも届かなかったものの「入賞」として選出されたのは、トラ太郎さんの「あめあめふれふれうそやんで」。



あらすじ

雨を愛する少女・奈緒(ナオ)が出会ったのは、暗い顔をした転校生・海唯(カイ)。止まない雨とともにやってきた、「雨が嫌い」と突き放す海唯は、世界に「人災」をもたらす「雨男」だった。生まれてから一度も太陽を見たことがないという海唯の心を晴らすべく、奈緒は海唯の手を取って走り出す。


最終選考では、「姫とゲーマー」「魔道書交換日記」の原作・三九二京さんと作画・椒いおさん、そして2018年に作画部門の審査で大賞を受賞したゆめきさんに審査コメントをいただきました。

三九二京(「姫とゲーマー」「魔道書交換日記」原作脚本)



見せたいシーンありきで、場面場面のつなぎやキャラクターの性格・言動の一貫性が疎かになっている部分があると感じます。

感性的な部分は良いので、より技法的なこと、読み手の感情移入を誘う対立軸の設置だったり、起承転結をあえて崩す構造だったり、そのようなクレバーさを織り込めると作品としてレベルが高いものになるはず。


椒いお(「姫とゲーマー」「魔道書交換日記」作画)



白黒ネームだけで問題なく読めるくらいによくできていました。純粋にマンガがうまいし面白い。ただその一方で、フルカラーになったときの「1枚の魅力」の意識は欠けているように感じるため、ストーリーを伝える絵というだけではなく「見るだけで魅力的な絵」を入れるようにできるとよいと思います。

キャラクター設定がかなり細かく詰めてありびっくりしました。作中には間違いなくでてこないであろう小さな設定などは単行本の巻末にでも入れてほしい。


ゆめき(2018年作画部門 大賞)



応募作全てを読ませていただきましたが、最も完成度が高いと感じました。設定がわかりやすく話が入ってきやすいし、キャラクターも可愛く、感情移入できて惹きつけられました。面白かったです!

雨が降り続ける「天気」を主軸に置いているため背景含め作画が難しそうですが、ぜひ担当してみたいと思う作品でした。

話が濃くなっている反面、1ページ内にコマを詰め込む傾向にあるので、すっきり読みやすくする意識のほか、1話ごとに見せ場や山場を作るのが大事になってくると思います。

連載となったらどのように見せていくのか、どのように展開していくのか楽しみです!


この度「入賞」として選出された「あめあめふれふれうそやんで」は、今後GIGAZINEで連載予定です。ぜひとも応援いただけると幸いです。

GIGAZINEマンガ大賞は毎月開催して随時審査しております。これからもどしどしご応募ください。

「GIGAZINEマンガ大賞」2019年7月度募集開始&トップ画メイキングはこんな感じ - GIGAZINE



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