今夏にロシアで行われたワールドカップでの戦いを終え、現在はしばしの休息の時を過ごしている武藤嘉紀。しかしながら今夏を通じて、契約を今季いっぱいまで残すマインツからの移籍の話題が取りざたされ続けている。

 そんななか、大衆紙ビルトに対してマインツでマネージャーを務めるルーヴェン・シュレーダー氏は、「もしもW杯の試合数がもっと多かったり、得点を決めていれば、彼の市場価値も上がっていたことだろう」とコメント。

 また他クラブからの接触については、「問い合わせはあるが、まだ具体的なものはない」と述べつつ、同紙によれば”プレミアのクラブからオファーが届くことは確信している”とのこと。関心を示しているクラブとしてウェストハムとニューカッスルの名前をあげた。

 そしてシュレーダー氏は「プレミアのクラブは、ワールドカップではテレビ観戦に集中していたようだね」と語っており、つまりはプレミアのクラブは積極的な動きは控えていたとみているようだ。ただ一方で、武藤や代理人に対しては、「すでに早期の決断を我々が求めていることは、彼らは知っている」ことも明かした。