東大生わいせつ事件の余波

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 5月に起きた東大生ら5人による女子大生集団わいせつ事件で、強制わいせつなどに問われた松見謙佑被告(22)の初公判が7月5日、東京地裁で開かれた。

 松見被告らが今春立ち上げた「誕生日研究会」はいわゆる“ヤリサー”。飲み会に参加した女性を酔わせたうえ全裸にし、胸を揉み背中を叩き、カップラーメンの麺を胸元に落とした挙げ句、ドライヤーの熱風を陰部に当てるなどの悪行を尽くしたという。

 本誌記者が傍聴を終えて地裁を出たところ、女子大生らが駆け寄ってきた。松見被告と同じテニスサークルのメンバーだという。

「授業を切り上げて来たのに傍聴できなかったんです。どんな内容でしたか?」

 と問いかけてきた。すると傍聴に来ていた東大生らも記者の元に集まってきた。

「テニサーの飲み会は松見が暴れるからみんな来なくなった。しかも酔うと性欲が爆発する。胸を触られた女子は何人もいます」

 ある女子がこう語ると、別の女子が憤懣やるかたない様子で続ける。

「逮捕騒動でサークルを辞めた子は2人います。就活ではサークル名は絶対に言えないし、キャンパスでロゴ入りのジャージも着られなくなっちゃった。5月の学園祭ではチュロスを売る予定だったのに、仕入れ係の松見が逮捕されたから出店できなくなったし……そういえば、松見が発注していた大量のチュロス、どこにいったんだろ?」

 若き日の過ちと呼ぶには行き過ぎた行為で、松見被告らは仲間の学園生活をも狂わせてしまった。

※週刊ポスト2016年7月22・29日号