【海外発!Breaking News】舌を抜かれ、腕を切断。「悲鳴が大きいほど強力」。アルビノの人々を襲う人間の残忍性(タンザニア)
彼だけではない。ムゥイングル・メガサ君(Mwigulu Magesa、12)の腕も無残に切断されている。「いつか大統領になって、アルビノの襲撃や殺害に関わる人たちを裁いてやりたい。絶対死刑だよ。絞首刑だ」と思いを語る。英メディア『metro.co.uk』が伝えている。
国連は大統領選と議会選を10月25日に控えたタンザニアで、アルビノを狙った襲撃が増加していることに警鐘を鳴らす。地方の迷信深い政治家たちがアルビノの人々の身体の部位を高値で取引し、勝利を願うためだ。タンザニア政府は深刻な事態に呪術師の禁止措置をとってはいるものの、その被害はあとを絶たない。
カナダを拠点に活動するアルビノの人権擁護団体「アンダー・ザ・セイム・サン(Under The Same Sun)」は、若い被害者たちを米ニューヨークに呼び寄せて支援している。エマニュエル君やムゥイングル君もここで暮らす。親元から離れ、同じ境遇の子供たちと寝食を共にし、お互いに助け合って生きることを学んでいくという。被害者のひとりであるバラカ・ルサンボー君(Baraka Lusambo)はまだ5歳。6か月前の襲撃に自分の父親が関わっていたことを知らない。
重症を負ったアルビノを支援している非営利慈善団体・グローバル医療救済基金(Global Medical Relief Fund)の創設者エリッサ・モンタンティさん(Elissa Montanti) は、「戦争をすることも、地雷で人を殺すこともそうですが、こんな残虐なことをするなんて人間は愚かな生き物です。この子たちの身体的、精神的な痛みは想像を絶するものです」と訴える。国連によると、2000年以降にタンザニアで殺害されたアルビノの数は少なくとも75人に上るという。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

