北欧・フィンランドは「教育大国」として知られてきた。OECDが15歳(日本では高校1年生)を対象にした学習到達度調査「PISA」でいつもトップクラスだったが、2009年以降、一変した。前内閣府参事官で、現在は東京科学大学執行役副学長の白井俊さんの著書『世界の教育はどこへ向かうか』(中央公論新社)から、フィンランドの実態を紹介する――。(第1回)※本稿は、白井俊『世界の教育はどこへ向かうか』(中央公論新社)の一部を