193の国連加盟国のうち、実質的に刑罰としての死刑を執行している国は、現在54カ国だ。そのうち、公開処刑を行っているのはサウジアラビア、イランなどごく一部に限られる。北朝鮮もそのひとつだが、死刑制度そのものの廃止が世界的潮流となっている中での公開処刑だ。風当たりは当然強い。実際に一時期、公開処刑を自粛したこともあったが、その後の治安悪化を受けて再開された。(参考記事:美女2人は「ある物」を盗み公開処刑