ガラホの設定はちょっとわかりにくい!?au向けAndroid搭載折りたたみ型ケータイ「AQUOS K SHF31」を格安SIMサービス「mineo」で使ってみた【レポート】
au向け初ガラホ「AQUOS K SHF31」でmineoを使ってみた! |
先週2月20日(金)に発売されたau向けAndroid搭載折りたたみ型ケータイ「AQUOS K(型番:SHF31)」(シャープ製)。
ガラケーとも呼ばれる従来型携帯電話(ケータイもしくはフィーチャーフォン)のような外観と使い勝手を採用しながらも、OSにはAndroidを採用していることから"ガラケーのようなスマートフォン(スマホ)"という意味で「ガラホ」という新しいジャンルとして注目されています。
そんな場合には回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供されている"格安SIM"のようなサービスとの相性がいいように思われます。そこで、今回はAQUOS Kの本体の購入などを考えるとなかなか悩ましいところではありますが、実際にau回線のMVNOである「mineo」で使えるのかどうか試してみましたので紹介したいと思います。
AQUOS KのSIMカードスロットは電池蓋を外して、電池パックを取ったところにあります。これだけでもなんとなくケータイっぽいですね!?
ちなみに、AQUOS KのSIMカードスロットはnanoSIMカードサイズ(4FF)で、au Nano ICカード(4G LTE)となっています。ここにmineoのnanoSIMカードを装着して起動します。
起動直後は初期設定が表示されるので、すぐに閉じて設定を行います。なお、起動直後からアンテナマークでは電波をキャッチしていたので、通話やSMS(Cメール)は使えるようです(筆者のmineoの契約がデータ通信のみが利用できる「シングルタイプ」にSMSオプションを付けたものなので通話は試せていませんが)。
初期設定を閉じたら、「メインメニュー」→「設定」→「通信・ネットワーク」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「auネットワーク設定」→「高度な設定」にてアクセスポイント(APN)の設定を行います。
しかしながら、ここで「LTE NET」と「LTE NET for DATA」しか選べないのか!?と一瞬躓きながらも、一番下に「APN設定」があるのに気づき、いろいろ試した結果、以下の設定でデータ通信が使えるようになりました。
◯APN設定
・CPA接続を有効:チェック
・ID:mineo@k-opti.com
・パスワード:mineo
・APN設定:mineo.jp
設定が終わったら電源キーを長押しして再起動します(1分ほど待っても反映されなかったですが、もしかしたらもっと待っていたら反映されるのかもしれんけど)。
これでmineoでもデータ通信が利用できるようになりました。現状、mineoおよび同じくau回線のMVNOである「UQ mobile」の対応機種にはAQUOS Kは掲載されていないので今後どうなるかも不明ですが、現状では使えるようです。せっかくなので、mineoやUQ mobileからも端末セットで販売されればいいのにと思ったりしています。
記事執筆:memn0ck
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