FIFAのジョゼフ・ブラッター会長が、シミュレーションを罰するために、一時退場制の導入を考えている。

イギリス『skysports.com』によると、今季のプレミアリーグでは、ダイブや負傷したふりなど、シミュレーションでイエローカードが13枚出ている。ますます増えるシミュレーションに対し、ブラッター会長が考えたのが一時退場の導入だ。同会長は『Fifa Weekly』で次のように話している。

「その件に関する指示は明確だ。選手がピッチで倒れたときに、相手チームはボールを外に出すことを求められない。深刻なケガだと考えた場合に、主審が介入しなければならない。ピッチに倒れた選手がすぐにピッチへ戻ろうとするなら、数的不利が試合にインパクトを及ぼすまで、主審はピッチ復帰を待たせることができる。一時的なペナルティーとなるだろう。シミュレーションをする選手たちも考え直すはずだ」

一方で、ブラッター会長は選手たちに協力を求めている。

「こういったごまかしをなくすことは、相手やサポーターに対する敬意であると同時に、プロフェッショナリズムや模範という意味で自分への敬意の問題でもある。こういったことは、ほかのスポーツでは軽蔑されることだが、サッカーでは受け入れられ、普通になってしまっている」

「だが、シミュレーションは正しくないことで、リプレーで見るとバカげているにもかかわらず、ずる賢さや、最悪の場合はささいな罪だと考える人がいるんだ。PKを得るためのペナルティーエリア内でのダイブもそうだ。それに、特に苛立つのは、ピッチに倒れていた選手が、ピッチを離れてすぐに戻ってくるのを見るときだね。まるでタッチラインは、医者でも説明できない再生力を持っているかのようだ」