鄭大世、国家保安法違反の疑い 韓国の保守系団体が告発
保守系メディア「メディアウォッチ」(代表ビョン・ヒジェ)は14日、「韓国インターネットメディア協会」のサン・スンフン代表が同日午後3時ごろ、ソウル中央地検に鄭選手を告発したと報じた。
告発理由は、2010年のワールドカップ(W杯)に出場した際、北朝鮮の愛国歌(朝は輝け)を涙を流しながら歌い、北朝鮮を祖国だと話して北朝鮮を称賛・広報したため。また、英メディアとのインタビューで「私は金正日を尊敬する。何が起きても金正日を信じ従う」などと話しており、この行為は国家保安法第7条(鼓舞・称賛罪)に当たるとした。
鄭選手は、韓国国籍の父と朝鮮国籍の母親を持つ在日コリアン3世。父と同じ韓国国籍を持つが、朝鮮学校に通い、Jリーグに所属していた2007年に北朝鮮代表に選ばれた。現在は韓国の水原三星に所属する。
韓国では最近、今年のオールスター戦出場選手を決めるファン投票が行われ、鄭選手が一時トップを獲得したが、一部の保守系ネットユーザーらが鄭選手に共産主義者のレッテルを貼り出場に反対した。
鄭選手はツイッターで反発したが、これが火に油を注ぎ、メディアウォッチのビョン代表は翌日、ツイッターで「正常なサッカー選手というより(北朝鮮)工作員の気質が強い」などと非難。韓国サッカー協会に対して鄭選手をKリーグから追放し、国家保安法で告発すべきだと主張した。
だが、多くのネットユーザーたちは保守系の主張に同意しておらず、「鄭選手を告発するなら鄭選手を招き入れたサムスンを先に告発するべきでは?」などと反発している。
・参照:メディアウォッチ
・参照:オーマイニュース
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