日本のアニメやマンガに出てくる「修羅場」の意味に悩む中国オタク
中国のオタクは漢字という共通の文字があるので、日本の情報を「翻訳しないでもなんとなく理解できる」――。だから非漢字圏のオタクに比べて楽だという話があります。しかし漢字ということで何となく流している言葉でもいざ考えてみるとイマイチ分からないといったようなこともあるようで、中国のネットでは「修羅場」という言葉に関して「意味がどうも分からない」「耳慣れない」といったやり取りが行われていました。
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アニメや漫画見ていると「修羅場」って言葉をちょくちょく見たり聞いたりするんだけど、これって具体的にはどんな意味なんだろう? 何となく「危険な状態」程度に考えてスルーしていたんだが、どうも違うような気もしてきて。
修羅場を百度で検索してみると東京事変のアルバムのページが引っ掛かるだけなんだが……しかもそこの説明って「修羅場」じゃなくて仏教用語の「修羅」についてだし。
日本語だと「戦いの中のような場所」という意味として使われているんじゃないかな?アニメや漫画の中ではイロイロと戦いのように緊迫したりピンチになったりする展開が多いからよく使われるんじゃないかと。
修羅場ってのは、バトルや殺し合いなんかが行われる所って意味だよ。
「修羅」ってのは死神と似たような感じの印象だし、決闘の場というかバトルフィールドみたいなもんだと……
いや、俺の印象だと修羅場ってもっと軽い言葉に思えるんだが……愚痴やネタっぽい感じで「こっちは修羅場だよ」みたいな使い方されているのを見た覚えがある。
あれ? 修羅場って漫画の〆切や同人誌の入稿が間に合わない時の言葉じゃないの?私はずっとそう認識していたし、そういう意味で使われる作品を幾つも挙げることができるんだが。
まてまて、どの作品で使われる「修羅場」なんだ?作品によって設定が異なるぞ。
最も一般的なのは男女間のゴタゴタに関するものじゃないか?
うむ。俺の印象もそうだな。ハーレム構成員の間で、誰が寵を受けるかを巡って行われる争い、或いはその争いが起こりかねない恐ろしい空気を指すんじゃないかと。
「修羅場」って言葉は「シュラバ」或いは「シュラジョウ」って読み方が有って、「残酷な戦場」という意味の言葉。現在の日本語では「シュラバ」の読み方が一般的になっている。そこから転じて、社会生活における「悩み苦しんでいる時」、「熾烈な競争が行われている時」に使われるようになっている言葉。だから恋愛や仕事関係の形容として使われることも多い。
これもいつの間にかオタク関係で使われるようになってきたよね。今度「俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる」というアニメが出るが、作品のタイトルにまでなってきたってことは、この言葉も「中二病」みたいにウチの国のオタクの間で広まったりするのかな。「中二病」がウチの国で決定的に広がったことに関して「中二病でも恋がしたい」の影響は無視できないし。
その辺はどうなんだろうな。正直、修羅場に関しては中二病より前から入っていたように思う。自分は「こみっくパーティー」ではじめて修羅場という言葉を意識した。そこから今に至るまでそんなに広がっていないし、マニアの把握している単語くらいに止まるような気もするね。
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中国オタクの面々が「修羅場」という言葉を意識するのは男女関係のもつれや、漫画などの締め切り前といったケースが多いようですが、言葉の背景まで調べてそこから「戦場のように苛烈な場所や状況」だと認識しているのもいるようですし、少々混乱気味のようです。(執筆者:百元籠羊)
