1日、第75回日本ダービーで1番人気のディープスカイに騎乗、大外から脅威の15頭抜きで史上2人目の「ダービー連覇」を果たした四位洋文騎手。しかし、快挙を遂げた四位が、レース後のインタビューで観客に対し、暴言を吐いたことで大きな波紋をよんでいる。

コース脇の観客席のすぐ前で行われたインタビュー。大勢の記者やカメラが四位の周りを囲み、これに笑顔で受け答えしていた四位は、突然観客席の方を睨み付け「うるせえよ!おいっ」と声を荒げた。

観客の野次にキレた四位だったが、その後は、何も無かったかのように話しを続けるも、TVで生中継をしている中での出来事。この“キレた瞬間”は思いっきり全国へと流れてしまった。

四位が、どのようなヤジでキレたのか、2日経った今も、多くのネット掲示板を中心に議論をよんでいる。しかも、JRA公式HPにアップされたインタビューでは、“キレた瞬間”が削除され、わからないよう見事に編集されていることも、この騒ぎを加速させている。

それだけではない。先月、プロ野球でも同様の事件が起こった。5月24日のソフトバンク対阪神戦(ヤフードーム)で勝利を挙げた阪神・赤星憲広外野手が、ヒーローインタビュー中、観客の「大きい声でしゃべれや!聞こえねえぞ!」というヤジに対し「(マイクは)入ってないんや!この野郎!」と同じく“キレた瞬間”が全国にオンエア。ファンの間で物議を醸した。

野次った観客の観戦マナーもさることながら、プロとしてのマナーが疑問視されてしまった四位と赤星の言動。何かと品格が問われる現代で、プロもファンもそれぞれの品格をもう一度考え直さなければならない。