倉悠貴「セリフをかんで、不甲斐なく悔しくて…」仲野太賀に救われた撮影秘話を明かす。「半兵衛亡きあと、官兵衛が見せる成長を楽しみに」『豊臣兄弟!』黒田官兵衛コメント発表
現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合、日曜午後8時ほか)。
第二十四回「軍師官兵衛!」の放送を終え、同ドラマで小寺(黒田)官兵衛役を演じる倉悠貴さんがコメントを発表しましたのでご紹介いたします。
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大河ドラマ第65作「豊臣兄弟!」で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡──夢と希望の下剋上サクセスストーリー!!
主人公は天下人の弟・豊臣秀長。
歴史にif(もしも)はないものの、『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメント!
秀長を仲野太賀、秀吉を池松壮亮が演じ、脚本は八津弘幸、語りは安藤サクラが担当する。
官兵衛を演じて
官兵衛はとても人気がある人物です。
大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年放送)では主人公として描かれたこともありますから、やはり最初は不安がありました。
これまで官兵衛が描かれた作品をいくつか拝見しましたが、そのイメージにそのまま乗っかるのは違うなと感じていて。
今作では官兵衛の若いころから描かれることもあり、一般的に知られる冷静沈着で静かに闘志を燃やす姿とは少し違い、わりとアグレッシブに動く人物になっていたからです。
野心を持つ人物でもあるので、策を語る場面では、人を見下しているわけではないのですが、ふと笑みがこぼれてしまうような瞬間を、シーンによっては意識的に入れています。
仲野太賀さん演じる秀長について
秀長と官兵衛の関係性はこれからさらに面白くなっていくと思います。

(『豊臣兄弟!』/(c)NHK)
血を流すことを避けたい秀長に対して、官兵衛は多少の血は流れても仕方ないと考えている。
アプローチは全く違いますが、目標は一緒なので協力しあえる関係だと感じています。
僕は今作が久しぶりの時代劇でしたが、官兵衛はとてもセリフが多いうえ、時代劇の言葉になかなか口がなじまず、よくかんでしまって……。
そんなとき太賀さんが来てくださって「みんな最初はそうだったし、時間はかかるだろうけど気にしなくていいよ」と声をかけていただいたんです。
とても安心しましたが、同時に不甲斐なく、悔しくもありました。
仲野さんは、役への情熱はもちろん、作品作りに対する姿勢もクレバーで、とても尊敬しています。食らいつくのに必死な毎日ですが、刺激的で本当に楽しいです。
竹中半兵衛との対比について
半兵衛(菅田将暉)との違いは、しっかり見せたいと思いました。
官兵衛は半兵衛に対して強いライバル意識を抱いていましたし、野心のある若者でもあるので、その対比は大事にしたいなと。
淡々としている半兵衛との違いを出すために、例えば自分の策を話しているときは、「自分はこういうことを考えているんだ、すごいでしょ」といった、どこか子どもが年上の人に自慢するようなイメージを持ちながら演じていました。
ある意味、自分のことだけを考えている人なんだと思います(笑)。
ただ第24回「軍師官兵衛!」(6月21日放送)で、「どうか今一度、私をお仲間にしてくださりませ!」と秀吉たちに訴えるセリフにもあるように、少しずつ素直になっていく過程は魅力的だと思いました。
そんな少年漫画的な展開も、「豊臣兄弟!」の大きな魅力の一つだと感じていますし、半兵衛亡きあとの官兵衛の変化も楽しみに見ていただけるとうれしいです。
<第二十四回のあらすじ>
村重(トータス松本)に幽閉されて1年、官兵衛(倉悠貴)は心身共に限界を迎えていた。
籠城を続ける村重と織田軍の戦は膠着状態にあったが、小一郎(仲野太賀)が兵糧の補給路を断つことに成功。
妻・だし(山谷花純)の説得で、村重はついに投降を決意する。
信長(小栗旬)への取り次ぎを任された小一郎は、だしに官兵衛への伝言を託す。
無駄な血を流さず戦が終わると思われたやさき、驚きの事態が! 状況は一変し――。
