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新潟水俣病の公式確認から61年。

5月31日、歴史と教訓を伝える式典が開かれ、被害者団体は「私たちには時間がありません」と早期解決を訴えました。

新潟水俣病の公式確認から61年。

31日に行われた式典には被害者団体のほか、国や県の関係者などおよそ90人が参加しました。

新潟水俣病阿賀野患者会の菅原ハルさんは「私たちには時間がありません。 生きているうちの解決が願いです」と早期の解決を訴えました。

新潟水俣病をめぐっては水俣病の症状を訴えながら患者と認められなかった男女8人が県と新潟市を相手取り認定を求めた裁判で、新潟地裁はことし3月、原告全員の処分を取り消し、水俣病と認めるよう命じる判決を言い渡しましたが、県と新潟市は控訴しています。

また、式典には胎児性水俣病患者の古山知恵子さんも参加し、改めて原因企業のレゾナックホールディングスの社長との面会を求めました。

【古山知恵子さんの代読】
「私と会ってほしい、謝ってほしい。今後のことも応援してほしい」

環境省の伯野春彦環境保健部長は「多くの方々がひとりひとり被害を訴えていることは重く受け止めている」と述べています。