全国320万人に疑い ギャンブル依存症の兆候「生活費に手を出したら」要注意 14日から啓発週間スタート
5月14日から5月20日まではギャンブル依存症の啓発週間です。初日から県内の支援団体が大分市の街頭で依存症に対する理解を呼びかけました。
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ギャンブル等依存症は、賭け事にのめり込み自分の意志でやめることができない精神疾患です。厚生労働省の調査によりますと、疑いのある人は全国におよそ320万人いると推計されています。
14日から始まった啓発週間に合わせ、大分市中心部では県内の支援団体が街行く人にティッシュなどを配り、正しい理解と適切な対応を呼びかけました。
(全国ギャンブル依存症家族の会大分・平崎奈保美さん)「ギャンブル等依存症はWHOが認めるれっきとした病気であることを理解していただいて、誰でもなる、誰でも治るということで、彼らを受け入れてくれる社会を目指したいと思う」
このほかJ:COMホルトホール大分には、ポスターなどを掲示した啓発コーナーが設けられ、5月17日に講演会や当事者の会が行われます。
依存症の兆候は? やっかいなのは「自覚症状がない」
(吉田諭司キャスター)
ではギャンブル等依存症とはどんな病気でしょうか。
ギャンブルをやめようと思ってもやめられない。生活費をギャンブルに使ってしまう。借金を繰り返してしまう。こうした兆候が現れると依存症が疑われます。
ただ、一番やっかいなのは「本人に自覚症状がない」という点です。だからこそ、家族などまわりのサポートが重要となります。
また、家族会では原因となったギャンブルの種類を去年調査しました。
1位は「パチンコやパチスロ」、2位は「競馬」、3位が「競艇」でした。そして、4位にはオンラインカジノが続き、その件数はここ数年急増しているということです。
家族会では「誰でも、なる。誰でも、なおる」を合言葉として依存症に対する誤解や偏見をなくしたいと訴えています。早期治療が有効なため、もしかしてと思ったら「まず気軽に相談を」と呼びかけています。
