バルセロナは10日、ラ・リーガ第35節のレアル・マドリー戦で2-0の勝利を収め、2連覇を決めた。試合当日に父が亡くなっていたハンジ・フリック監督は選手の姿勢に感謝を示している。『BBC』や『マルカ』が伝えた。

 今回のエル・クラシコは引き分け以上で2連覇が決まる大一番だった。だが、試合当日の未明にフリック監督の父が逝去。指揮官は「今朝、母から電話で父が亡くなったことを伝えられた」と話し、選手などに伝えるか迷っていたことを明かした。

 その上でフリック監督は「チームは家族のようなものだと思っている。だから選手に伝えることにした」と説明。そうして迎えたR・マドリー戦では指揮を執ることを決め、2-0の勝利を果たした。フリック監督は試合を終えて「選手が見せてくれたものは忘れられないね。信じられないものだった」と選手への感謝を口にしている。

 先制点を決めたFWマーカス・ラッシュフォードは指揮官について「非常に困難なときにチームに残ってくれて人柄を示してくれた」とコメント。続けて「監督はこのような難しい決断を毎日下しているから、僕らがピッチで100%の力を出すことが非常に重要だった」と厚い信頼を示した。