在独米軍の削減、「5000人をはるかに上回る規模」に トランプ氏が表明

(CNN)トランプ米大統領は2日、在独米軍の削減計画に触れ、国防総省が今後1年間でドイツから撤退させると発表した当初の5000人を「はるかに上回る」規模で削減する方針だと明らかにした。
トランプ氏はフロリダ州南部でエアフォースワン(大統領専用機)に乗り込む際、記者団に「大幅削減するつもりだ。5000人をはるかに上回る規模で削減する」と表明した。
このほぼ1日前、国防総省は「欧州における戦力態勢の徹底的な見直し」の結果、米国は今後6〜12カ月の間に兵員約5000人を撤退させる見通しになったと発表していた。
トランプ大統領は今週、米国はイランから「屈辱を受けている」とのドイツのメルツ首相の発言を受け、在独米軍の削減をほのめかしていた。米国が北大西洋条約機構(NATO)加盟国の大半に通知することなくイランと戦争を開始したことで、欧州の指導者とトランプ政権の摩擦は激しさを増している。
一方、ドイツのピストリウス国防相は、今回の動きは「予測できた」として重大視しない姿勢を見せ、欧州が自らの安全保障にもっと責任を負う必要性が示されたと指摘した。
公式サイトによると、ドイツには在欧米空軍の司令拠点であるラムシュタイン空軍基地があり、「空輸や空挺(くうてい)降下、航空医療後送作戦」を行う部隊などが配置されている。この基地はNATOの施設でもある。
