テレビ信州

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ツキノワグマの本格的な出没に備えて、人とクマとのすみ分けを図る「ゾーニング」を積極的に進める長野県箕輪町で1日、通学路などの安全点検が行われました。

「ゾーニング」を積極的に進める箕輪町。通学路などで行われた安全点検には、地元の代表者や猟友会のメンバーなど約20人が参加しました。

「ゾーニング」は、「人が暮らす場所」と「クマが暮らす場所」に分け、その中間はやぶなどを刈り取って「緩衝地域」とします。
これにより、クマが身を隠すスペースをなくし、里山に寄せ付けないようにする取り組みです。箕輪町によりますと、おととしは19件あったクマの目撃件数が「ゾーニング」を導入した去年は9件に減少したということです。

1日は通学路などで見通しを確保するため、やぶの刈り払いが必要な場所を確認したり、林の中でクマを引き寄せる木の実や植物などがないかを調べたりしました。

箕輪町みどりの戦略課 小平貴男さん
「小学生のみんな今、クマ鈴を鳴らして帰ってくれているが、“ばったり遭遇”を減らすために(刈り払いを)やっていただいている」

安全点検した場所は地図に落とし込み、町と地元の地区などで共有するということです。