トランプ大統領出席の夕食会最中に銃撃 拘束の男「政権の高官を撃ちたかった」〜米CBS
アメリカのトランプ大統領は25日、ホワイトハウス記者会主催の夕食会に出席していたところ、会場付近で銃撃事件があり、急きょ、退避しました。夕食会に出席していたワシントン支局の増田理紗記者に伝えてもらいます。
──当時の様子を教えてください。
私もこの夕食会に出席していました。ちょうど食事をし始めた頃、会場の後方あたりで大きな音が聞こえました。銃声と言い切れるほどにははっきりとは聞こえませんでしたが、明らかに違和感のある大きな音で、音が聞こえると会場内にいた人が一斉にかがんだり、伏せる体勢を取ったりしました。「これは何かまずい」と思い、とにかくかがんで身の安全を確保しなければ、と危機感を覚えるような音でした。
その直後に、銃を構えたシークレットサービスが会場内に入ってきました。かがんでいる一瞬の間にトランプ大統領は退避を終えていました。2600人ほどが集まった大きな会場でしたので、何がどこで起きているのかが分からず、手が震えるような恐怖を感じました。
──夕食会会場のセキュリティーはどうでしたか?
ホワイトハウス記者会主催の夕食会にこれまで2回参加していますが、我々参加者側から見える範囲での警備は過去2回と同様なものだったと思います。
ホテルの周辺の道路はブロックされていて、手前で車を降りて大体4〜5分程の距離を歩いてホテルに入る必要がありました。
夕食会の出席者にはチケットが配られていて、ホテルの入る前と会場に入る前2回、合わせて3回チケットのチェックがありました。もちろん金属探知機と手荷物検査もありました。
銃撃があった直後にすぐさま銃を構えたシークレットサービスが会場に入ってきたので、壇上の脇で常に待機していたのではないかと思います。
──男は厳重な警備を突破して会場に向かったということですが、動機はわかっているのでしょうか?
まだはっきりとしたことは分かっていませんが、アメリカ・CBSは拘束された男が捜査当局に対し「トランプ政権の高官を撃ちたかった」と供述したと伝えています。