春から一人暮らしを始めた息子は「節約のため」とテレビや炊飯器を購入していません。同じような人は多いのでしょうか?

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一人暮らしを始めるにあたってさまざまな家電が必要になりますが、中には「節約のために買わない」というものもあるかもしれません。「必要になってから購入する」という考え方の人がどのくらいいるのか、確認してみましょう。   本記事では、一人暮らしで「あえて買わなかった家電」をご紹介するとともに、テレビ炊飯器を購入しないことの節約効果や「あとから購入した家電」についてもまとめています。

一人暮らしで「あえて買わなかった家電」はある?

Song合同会社が2026年に実施した「“持たない家電”と節約効果」に関するアンケート調査によると、20~30代の男女が一人暮らしを始める際に「買わなかった家電」として最も多かったのは「テレビ」の46%でした。理由としては「スマホが代わりになる」「部屋のスペースが限られている」などがあります。
次いで多かったのは「トースター」の32%、「炊飯器」の27%です。家で食事をする機会が少ない人にとっては、不要と感じるものなのかもしれません。そのほかにも「掃除機」「加湿器」「アイロン」などが、あえて買わなかった家電に挙がっています。

テレビ炊飯器を購入しないことで得られる節約効果

今回は「節約のためにテレビ炊飯器を購入していない」ということですが、それによって得られる節約効果を確認してみましょう。
まず、テレビを購入する場合は本体価格にくわえて電気代やNHK受信料などの維持費がかかります。
例えば、32インチのテレビを約4万円で購入したとしましょう。
経済産業省資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2025年版」によると、2K未満・30インチ以上の液晶テレビの年間の目安電気料金の平均値は1737円です。
また、NHK受信料は地上契約の場合で12ヶ月前払額が1万2276円なので、すべて合計すると約5万4000円です。
次に、3合炊きの炊飯器を購入した場合のコストを計算してみましょう。本体価格を約1万4000円とし、IH3合以上5.5合未満のジャー炊飯器の年間の目安電気料金の平均値である1379円を使用して計算した場合、合計で約1万5000円になります。
テレビを購入しなかった場合は年間約5万4000円、炊飯器を購入しなかった場合は年間約1万5000円、本体の購入費用もあわせて、合計で約7万円節約できる可能性があります。

「あとから購入した家電」で多いものは?

同アンケート調査では「あとから購入した家電」で最も多かったのは「電子レンジ」の34%でした。次いで「掃除機」「電気ケトル」「炊飯器」「加湿器」となっています。
電子レンジや掃除機などは、引っ越しの際には不要と感じて購入しなかったものの、生活を始めてみると必要性を感じてあとから購入する人もいるでしょう。予想される使用頻度や、設置スペース・代替手段の有無などが、購入するかどうかを決めるポイントになっているようです。
また、購入することで電気代が大きく増えないかどうかを重要視する人もいるでしょう。

アンケート調査によると、テレビを購入しなかった人は46%、炊飯器を購入しなかった人は27%いる

Song合同会社が実施したアンケート調査によると、一人暮らしを始める際に購入しなかった家電で最も多かったのは「テレビ」の46%で、「炊飯器」と答えた人も27%いることが分かっています。
テレビ炊飯器を購入しなかった場合、本体価格や電気代などをあわせて年間約7万円節約できる可能性もあります。
また、生活を始めてから必要性を感じてあとから購入した家電では「電子レンジ」や「掃除機」が上位を占めているため、参考にするとよいでしょう。
 

出典

Song合同会社 「“持たない家電”と節約効果」に関する調査(PR TIMES)
経済産業省資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2025年版 省エネ家電の上手な使い方・選び方「テレビテレビ 省エネ性能一覧 液晶テレビ 2K未満・30インチ以上(57~58ページ)、省エネ家電の上手な使い方・選び方 「ジャー炊飯器」ジャー炊飯器 省エネ性能一覧(158~159ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー