異例のVAR介入に救われた町田、ACLエリート初挑戦初制覇に王手!! 16強から驚異の全試合無失点、前回王者との最終決戦へ
[4.21 ACLE準決勝 町田 1-0 シャバブ・アルアハリ ジッダ]
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は21日、準決勝を行い、アジア初挑戦のFC町田ゼルビアがシャバブ・アルアハリ(UAE)を1-0で破った。負傷明けで先発復帰したMF相馬勇紀が前半12分に先制点を奪うと、その後は自慢の堅守で時間を進め、決勝トーナメント全4試合無失点でアジア初制覇に王手。25日の決勝では昨季王者のアルアハリ・サウジ(サウジアラビア)に挑む。
J1昇格1年目だった一昨季のJ1リーグで3位に入り、クラブ史上初のACLE出場権を獲得した町田。東地区リーグフェーズを首位で突破し、ラウンド16では江原FCを2戦合計1-0で下すと、準々決勝でもスター選手居並ぶアルイテハド(サウジアラビア)を1-0で破り、ベスト4の舞台に辿り着いた。
先発メンバーはアルイテハド戦から1人の変更。負傷のためベンチ外だった相馬がいきなり先発復帰し、左シャドーで起用された。対するシャバブ・アルアハリは昨季のUAEリーグ王者。ラウンド16でトラクターを3-0、準々決勝でブリーラム・ユナイテッドを3-2で下した攻撃力を引っさげ、町田を迎え撃った。
試合序盤はシャバブ・アルアハリがピッチコンディションに苦しみ、立て続けに足を滑らせる場面が目立つ落ち着かない立ち上がり。町田は相手の動揺にしっかりとつけ込むことで、次々に攻撃を仕掛けていった。
すると前半12分、町田がさっそく試合を動かした。シャバブ・アルアハリのビルドアップにプレッシャーをかけ、相馬が猛烈なスプリントを仕掛けると、DFボグダン・プラニッチのバックパスをインターセプト。冷静な運び出しでGKをかわし、ゴールマウスに流し込んだ。相馬は復帰早々の殊勲弾。おなじみの恐竜パフォーマンスでゴールを祝った。
ところがその後はシャバブ・アルアハリも徐々に落ち着きを取り戻し、ブラジル出身選手たちがフィジカルな攻勢を仕掛けてくる。特に脅威となったのは町田も得意とするセットプレー。189cm長身のMFサイード・エザトラヒをターゲットにすることで押し込むと、前半35分にはMFカウアン・サントスがクロスバー直撃のミドルシュートも放った。
それでも前半40分、またも相馬が違いを見せた。左サイドでMF林幸多郎からのパスを受けた相馬がドリブルで仕掛けると、ペナルティエリア内を深くえぐったところでMFフェデ・カルタビアのタックルを受けて転倒。主審は町田にPKを与えた。だが、ここでVARが介入。VAR介入基準に適合するような明らかなノーファウルではなかったものの、主審はオンフィールド・レビューを行った結果、判定を覆し、PKを取り消した。
試合はそのまま1-0で後半へ。すると前半はなんとか1点で切り抜けたシャバブ・アルアハリが勢いを強め、ハーフコートゲームを繰り広げる。後半19分にはMFユーリ・セザールのクロスをDF昌子源がなんとか頭で触れた後、MFギリェルミ・バラがゴールに押し込む。しかし、バラがオフサイドポジションにいたとして副審が旗を上げ、今度は町田が命拾いした。
劣勢が続く町田は後半14分にFWエリキに代わってMFナ・サンホを投入しており、同23分には一挙に3枚替えでFW藤尾翔太、MF仙頭啓矢、MF下田北斗を起用。1トップ2シャドーを総替えし、ボランチにもテコ入れを加えた。
町田は後半29分、林のロングスローからゴール前に混戦を作り、交代出場の藤尾が決定機を迎えたが、ボールが腕に当たって流れてしまい、シュートを打つことができない。すると後半45分、町田は中村に代わってMF望月ヘンリー海輝を投入。黒田剛監督は最後のクローザー起用に出た。
するとこの交代後の動きが大きな混乱を巻き起こした。望月がピッチに入る直前、再開を急いだシャバブ・アルアハリはスローインでリスタートを行い、そのまま左サイドに展開すると、ギリェルミ・バラがミドルシュート。これがゴールマウスに突き刺さり、一度はゴールが認められた。
ところが町田のベンチが猛抗議を行うなか、そこでVARが介入。主審は「プレー再開が適切だったかどうか」を確認するという異例のオンフィールド・レビューを行い、プレー再開前にスローインが行われたとして、ゴールが取り消された。町田は準々決勝に続いて終盤のVAR介入によって救われた格好。その後はアディショナルタイム14分まで守り切り、決勝進出を果たした。
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は21日、準決勝を行い、アジア初挑戦のFC町田ゼルビアがシャバブ・アルアハリ(UAE)を1-0で破った。負傷明けで先発復帰したMF相馬勇紀が前半12分に先制点を奪うと、その後は自慢の堅守で時間を進め、決勝トーナメント全4試合無失点でアジア初制覇に王手。25日の決勝では昨季王者のアルアハリ・サウジ(サウジアラビア)に挑む。
先発メンバーはアルイテハド戦から1人の変更。負傷のためベンチ外だった相馬がいきなり先発復帰し、左シャドーで起用された。対するシャバブ・アルアハリは昨季のUAEリーグ王者。ラウンド16でトラクターを3-0、準々決勝でブリーラム・ユナイテッドを3-2で下した攻撃力を引っさげ、町田を迎え撃った。
試合序盤はシャバブ・アルアハリがピッチコンディションに苦しみ、立て続けに足を滑らせる場面が目立つ落ち着かない立ち上がり。町田は相手の動揺にしっかりとつけ込むことで、次々に攻撃を仕掛けていった。
すると前半12分、町田がさっそく試合を動かした。シャバブ・アルアハリのビルドアップにプレッシャーをかけ、相馬が猛烈なスプリントを仕掛けると、DFボグダン・プラニッチのバックパスをインターセプト。冷静な運び出しでGKをかわし、ゴールマウスに流し込んだ。相馬は復帰早々の殊勲弾。おなじみの恐竜パフォーマンスでゴールを祝った。
ところがその後はシャバブ・アルアハリも徐々に落ち着きを取り戻し、ブラジル出身選手たちがフィジカルな攻勢を仕掛けてくる。特に脅威となったのは町田も得意とするセットプレー。189cm長身のMFサイード・エザトラヒをターゲットにすることで押し込むと、前半35分にはMFカウアン・サントスがクロスバー直撃のミドルシュートも放った。
それでも前半40分、またも相馬が違いを見せた。左サイドでMF林幸多郎からのパスを受けた相馬がドリブルで仕掛けると、ペナルティエリア内を深くえぐったところでMFフェデ・カルタビアのタックルを受けて転倒。主審は町田にPKを与えた。だが、ここでVARが介入。VAR介入基準に適合するような明らかなノーファウルではなかったものの、主審はオンフィールド・レビューを行った結果、判定を覆し、PKを取り消した。
試合はそのまま1-0で後半へ。すると前半はなんとか1点で切り抜けたシャバブ・アルアハリが勢いを強め、ハーフコートゲームを繰り広げる。後半19分にはMFユーリ・セザールのクロスをDF昌子源がなんとか頭で触れた後、MFギリェルミ・バラがゴールに押し込む。しかし、バラがオフサイドポジションにいたとして副審が旗を上げ、今度は町田が命拾いした。
劣勢が続く町田は後半14分にFWエリキに代わってMFナ・サンホを投入しており、同23分には一挙に3枚替えでFW藤尾翔太、MF仙頭啓矢、MF下田北斗を起用。1トップ2シャドーを総替えし、ボランチにもテコ入れを加えた。
町田は後半29分、林のロングスローからゴール前に混戦を作り、交代出場の藤尾が決定機を迎えたが、ボールが腕に当たって流れてしまい、シュートを打つことができない。すると後半45分、町田は中村に代わってMF望月ヘンリー海輝を投入。黒田剛監督は最後のクローザー起用に出た。
するとこの交代後の動きが大きな混乱を巻き起こした。望月がピッチに入る直前、再開を急いだシャバブ・アルアハリはスローインでリスタートを行い、そのまま左サイドに展開すると、ギリェルミ・バラがミドルシュート。これがゴールマウスに突き刺さり、一度はゴールが認められた。
ところが町田のベンチが猛抗議を行うなか、そこでVARが介入。主審は「プレー再開が適切だったかどうか」を確認するという異例のオンフィールド・レビューを行い、プレー再開前にスローインが行われたとして、ゴールが取り消された。町田は準々決勝に続いて終盤のVAR介入によって救われた格好。その後はアディショナルタイム14分まで守り切り、決勝進出を果たした。
