イランのモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長(11日)=AP

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 【ワシントン=栗山紘尚、イスラマバード=溝田拓士】米国のトランプ大統領は17日、イランが保有する濃縮ウランの米国への引き渡しや核開発計画の無期限停止で合意したと主張した。

 これに対し、イラン側は強く反発している。

 トランプ氏は17日の演説で、「米国は核の粉じんを全て手に入れる」と主張した。濃縮ウランを指すとみられ、「イランと共同で回収し、米国に持ち帰る」と強調。米ブルームバーグ通信のインタビューでは、イランと核開発計画の無期限停止で合意したと述べた。

 これに対し、イランのモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長は18日、SNSへの投稿で「虚偽を並べても戦争には勝てず、交渉も成功しない」と強く否定した。イラン外務省報道官は17日、核問題について様々な議論がされているとしつつ、濃縮ウランの引き渡しについては「議論されたことはない」と説明した。