スポニチ

写真拡大

 6月11日開幕のW杯北中米大会に出場するサッカー日本代表の新コーチに、元日本代表のMF中村俊輔氏(47)が就任することが決まった。16日の日本協会(JFA)の理事会で承認された。戦術眼に定評があり、現役時代に左足で数々のスーパーゴールを生んだFKでは、得点率を上げるアイデアやキッカーに対する助言も期待できる。W杯で優勝を目指す森保ジャパンに心強いスタッフが加わる。

 俊輔氏は現役時代に日本代表として、国際Aマッチ98試合24得点を記録。W杯は06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会に出場した。クラブではセリエAレッジーナ、スコットランド1部セルティック、スペイン1部エスパニョールなどでプレーし、横浜Mに所属した00年、13年にはJリーグMVPも獲得。25年2月に日本代表やJリーグの監督になるために必要なJFAの指導者プロライセンス(S級ライセンス)を取得し、昨季までは横浜FCでコーチを務めていた。

 日本代表のコーチ陣は攻撃担当の名波浩氏、守備担当の斉藤俊秀氏、セットプレー担当の前田遼一氏、GK担当の下田崇氏、守備面のサポートと選手とコーチ陣の橋渡し的な役割を長谷部誠氏ら日本代表経験のある豪華な顔ぶれがそろう。名波氏は日本代表で背番号10を背負っており、俊輔氏との10番コンビも実現する。

 日本代表は5月15日にW杯メンバーを発表し、5月下旬から国内合宿を開始。同31日のアイスランドとの壮行試合(MUFG国立)を経て、事前合宿地のモンテレイ(メキシコ)に移動する。俊輔氏は国内合宿開始からチームに合流予定。最終仕上げの段階は対戦国対策や、セットプレー確認に時間を割くことが予想され、俊輔氏に懸かる期待は大きい。