イオンモールとららぽーとによる「学生が働きたくなるSCの実現プロジェクト」が始動、合同アルバイト説明会を実践女子大で実施

イオンモールと三井不動産商業マネジメントは、共同プロジェクト「学生が働きたくなるSCの実現プロジェクト」の実証実験を、4月から西東京エリアのショッピングセンター(以下、SC)「イオンモール多摩平の森」(東京都日野市)と「三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛」(東京都立川市)で開始する。4月9日には、同プロジェクトの「大学出張型」学内合同アルバイト説明会を、実践女子大学 日野キャンパスで実施した。説明会では、両SCの出店企業のブースを展開すると共に、SCにおける「安全・安心な就業環境」や、充実した福利厚生や学業と両立するためのノウハウ、身につくスキルなどをミニセミナーで紹介した。
「学生が働きたくなるSCの実現プロジェクト」は、SCを運営する両社がSC業界における学生アルバイトの採用・定着支援および、若年層に向けた「SCで働く新たな価値」の創出や訴求を目的に行う業界横断型の取り組み。この取り組みを通じて、SCが「社会への第一歩を踏み出す学生が安心かつ成長できる場」として価値を創造するほか、卒業後の就職先における選択肢の一つとなるような魅力発信を行い、持続可能な業界の発展を目指していく。

イオンモールの谷口光厘氏は、「このプロジェクトは、当社の社長と三井不動産商業マネジメントの社長が会談した際に、SC業界の中で出店者の従業員や地域住民のために2社で何かできることはないかという話が出たのがきっかけだった。そして今回、SC業界が直面している『出店者の従業員のアルバイト採用難』という共通課題に対して、同じ問題意識を持った2社による共同プロジェクトの実証実験がスタートした」と、プロジェクト発足に至る経緯を語る。「実証実験ではまず、学生の生活圏である大学キャンパスへ出向き、直接学生へアプローチしていく。『イオンモール多摩平の森』と『三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛』両SCの近隣(立川市・日野市・八王子市)に位置する大学と連携し、新学期のタイミングに合わせてアルバイト合同説明会を開催する。また、両SCで働く学生同士がつながる交流の場として、施設や店舗の垣根を越えた『学生スタッフだけの交流会』を実施する。さらに6月からは、両SCで働く学生アルバイトに対し、学生生活応援につながる特典をクーポンチケットとして配布していく」と、プロジェクトの取り組み内容について紹介した。

この取り組みの一環として、学校公認アルバイト紹介システム「バイトネット」を運営する学生情報センターと共同で、「大学出張型」学内合同アルバイト説明会を実践女子大学 日野キャンパスで実施。当日は、両SCの出店企業からストライプインターナショナル(アパレル・ファッション関係)、セイハネットワーク(教育関係)、中央コンタクト(コンタクトレンズ販売)、アダストリア(アパレル・ファッション関係)、リフォームスタジオ(靴・バッグ修理)の5社15店舗が参加し、企業ブースを展開した。

また、合同アルバイト説明会の開催にあたり、学生向けのミニセミナーも行われた。最初に登壇した学生情報センターの山口進氏は、「働く前に知っておきたい法律等の基礎知識」と題し、アルバイトのメリット・デメリットや、求人票のチェックポイント、面接での確認事項、「バイトネット」の特徴や使い方などをレクチャー。「最近ではSNSなどで、犯罪グループによる闇バイトの求人も増えている。闇バイトを見分けるには、『条件が良すぎる』『仕事内容が曖昧』『連絡手段がテレグラムやシグナル』といった点に注目してほしい」と、闇バイトの求人に注意を呼び掛けた。「学生でもアルバイトで働く際は『労働者』となり、雇用主との契約に基づき、労働法のもとで働くことになる。もし、バイト先が違法な環境や条件で働かされるブラックバイトだと感じたら、正しい知識を身につけ、法的根拠(証拠)を残しておくこと。そして、労働関連のプロに相談し、早めにそのバイトを辞めるようにしてほしい」と、ブラックバイトへの対処法も教えてくれた。

次に、三井不動産商業マネジメントの保木悠氏が、「買う側から。働く場へ。地域と繋がるショッピングセンターの話」と題したミニセミナーを行った。「SCは、『ひとつの建物の中に複数のお店が入っている商業施設』で、買い物だけでなく、食事や娯楽も一ヵ所で楽しめる地域の拠点となっている。SCでは、路面店に比べて安心・安全な環境でバイトをすることができる。また、駅チカおよび駅直結のため、通いやすさもタイパも抜群。この他にも、Wi−Fi完備の休憩室や店舗割引、充実した研修制度など働くメリットがたくさんある」と、プロジェクトに参加している「イオンモール多摩平の森」と「三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛」の施設概要を紹介しながら、SCバイトの魅力をアピール。「今回のプロジェクトでは、施設や店舗の垣根を越えた『学生スタッフだけの交流会』を実施し、SCで働く仲間として学生同士が楽しみながら切磋琢磨できる環境を提供する。さらに、6月からは学生アルバイト限定の特典として、『施設からのありがとうチケット』や『映画無料鑑賞券」を先着でプレゼントする」と、これを機にSCで働く学生の仲間が広がることに期待を寄せていた。

ミニセミナーが終わると、学生たちは参加企業のブースが展開されている会場に移動。各企業・店舗からアルバイト採用の説明を受け、アパレル・ファッション関係、コンタクトレンズ販売、靴・バッグ修理、教育関係それぞれの仕事内容や特徴、働く環境について理解を深めていた。なお、次回の「大学出張型」学内合同アルバイト説明会は、4月21日に明星大学(東京都日野市)で実施する予定。
イオンモール=https://www.aeonmall.com/
三井不動産商業マネジメント=https://www.mf-shogyo.co.jp/
学生情報センター=https://tokyu-nasic.jp/
実践女子大学=https://www.jissen.ac.jp/
