梅野隆太郎(C)日刊ゲンダイ

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「梅ちゃんは一軍に上がってこんのか?」

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 阪神ファンの間で心配の声が上がっている。「梅ちゃん」とは、ベテラン捕手の梅野隆太郎(34)である。

 開幕二軍スタートとなった梅野は去る8日、オリックスとの二軍戦で本塁打を放つと、二度の盗塁阻止にも成功した。公式戦での本塁打は、2023年6月の一軍・ロッテ戦以来という。

 4年契約が満了した昨オフは、海外FA権を行使せず残留。4000万円減の年俸1億2000万円でサインした。かつて3度のゴールデングラブ賞(18〜20年)を獲得、勝負強い打撃で正捕手として活躍したが、今季は日本ハムから伏見寅威がトレードで加入。オープン戦も一軍出場はわずか1試合と、存在感が薄れる一方だ。

 コーチ経験のある球団OBがこう言う。

「坂本との正捕手争いに敗れ、伏見も加入した今、捕手として一軍復帰するのは簡単ではない。近年はトレードの噂もチラホラ出ますが、高年俸がネックになって話が進まないようです。今季、他球団で捕手に故障者が出て、緊急補強に乗り出せば、移籍の可能性はゼロではないが、現状では阪神の二軍で塩漬けでしょう」

 とはいえ、復調気配を見せる今、二軍に置いておくのはもったいない。

「代打で起用するのも手です」と、前出のOBがこう続ける。

「一軍は糸原ら代打陣が低調です。9日現在の代打成績は、17打数3安打の打率.176、0本塁打、3打点。DeNA(.125)に次いで低い。梅野はレギュラーだった18〜20年は打率2割6分前後を推移。得点圏打率も19年.330、21年.321と勝負強さを発揮した。梅野本人は本意ではないでしょうけど、代打としてなら活路を見いだせるかもしれない」

 今の阪神に伝統の「代打の神様」はいない。藤川監督はどう出るか。

  ◇  ◇  ◇

 一方、藤川監督は「裸の王様」への道を爆走中だ。野球観や意見が合わないコーチを遠慮なく排除したがる傾向にあり、もはや誰もモノを言える雰囲気ではないという。いったいどういうことか。その一端が垣間見れる、チーム内を震撼させた「コーチいびり事件」とは──。●関連記事 【もっと読む】阪神・藤川監督、選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」 では、それらについて詳しく報じている。