【特集】年収“130万円の壁”がルール変更 何が変わった? 人手不足の業界からは歓迎の声も《新潟》
年収が130万円を超えると、社会保険料の支払い義務が生じ、手取りが減ることとなっていた、いわゆる「130万円の壁」。新年度が始まる4月1日からはルールが変わります。
130万円の壁とは
これまで家族などの扶養に入っていて、パートなどで働く人は年収130万円を超えると、扶養からはずれ、社会保険料の支払い義務が発生していました。
このため残業などで働きすぎると、社会保険料を支払う分、手取りが減ってしまうため、勤務時間を調整する必要がありました。
ルールが変更に
新年度の4月1日からはそのルールが変更されました。
新年度からは、残業代に関わらず、契約時の賃金が130万円以内であれば、社会保険料の負担は発生しないことになりました。
勤務時間の細かい計算や「働き控え」などが必要なくなり、手取りも増える可能性があります。
このルール変更に、人手不足に悩む業界からは歓迎の声も上がっています。
スーパーは「ありがたい」
こちらは新潟市西区のスーパーです。
これまで複数のパート従業員が「130万円の壁」を超えないように勤務時間を調整していたといいます。
【高井栄二朗店長】
「うちのお店にも2,3人くらい働き控えみたいなのをして、ちょっとずつ休み増やしていかないといけなような人たちもいるので、少しでも戦力のあるパートさんとかが長い時間働いてもらえると生産性もあがるのでうちの店としてはありがたい」
130万円を超えて働くことで「やりがい」も
「どんぐりころころどんぐりこ~」
こちらは新潟市東区にあるこども園。パート従業員も多い保育業界。
保育士歴20年となる神田賢子さんです。
【保育士 神田賢子さん】
「130万円の範囲内で働かなければいけなかったので 手当・賞与・時給が上がったりしても、うれしい反面、心配で」
これまでは夫の扶養に入るため、平日5日・週20時間以内の勤務に抑えていました。
この春からは「130万円の壁」を超えて働くことを決意したといいます。
【保育士 神田賢子さん】
「子どもたち関わる時間が増えて、やりがいとうか、 楽しく仕事ができたらいいと思う」
【保育士 中野トモ子さん】
「いまだとゆったり関われるけど、前は仕事残しながら帰ることがあったり。時間が増えればお給料も上がるのでそれも良かったと思っています」
働き方を見直すきっかけにも
今年度から始まった「130万円の壁」のルール変更。
働き方を見直すきっかけにもなりそうです。
2026年4月1日「夕方ワイド新潟一番」放送より
