パリ五輪男子60キロ級銅メダルで昨年の世界選手権覇者の永山が決勝で大学生に屈した。残り1分8秒、内股返しで技ありを許した。「攻めていったのに悔しい。返してくる相手への対応をしっかりやらないといけない」と反省が残った。

 いずれも一本勝ちした準決勝までの2試合は「自分らしさが戻ってきた」とも確認できた。昨年、世界選手権を6度目の出場で制し「守りに入っていた」という。「今年一番の目標は世界選手権優勝。最終的にそこにたどり着きたい」と王座死守へ前を向いた。

 佐藤星衣(男子60キロ級で初優勝)「出場8選手中で8番目。経験豊富で強い人がたくさんいて、この畳に上がれることが幸せだった。大学でメンタルを鍛え、試合で自分の力を出し切ることに焦点を置いて闘えるようになった。五輪や世界選手権はまだ意識していない。自分のペースで地道に階段を上がっていきたい」