坪井智也 世界前哨戦?のプロ4戦目へ“課題”は細かいガード「もらわなければ相手の心は折れていく」
◇「Prime Video Boxing 15」スーパーフライ級ノンタイトル 坪井智也(帝拳)<10回戦>ペドロ・ゲバラ(メキシコ)(2026年4月11日 両国国技館)
アマチュアボクシングの21年世界選手権バンタム級金メダリストで、元WBOアジア・パシフィック同級王者の坪井智也(30=帝拳、3勝2KO)が4日、都内の所属ジムで、プロ4戦目へ向けた公開練習を行った。WBC世界バンタム級挑戦者決定戦、那須川天心(27=帝拳)―フアンフランシスコ・エストラダ(35=メキシコ)のセミファイナルで、元世界2階級制覇王者ペドロ・ゲバラ(36=メキシコ、42勝22KO5敗1分け)と対戦する。
練習ではシャドーボクシングとミット打ちを1ラウンドずつ披露した。「素晴らしいスパーリングパートナーに恵まれて、実戦練習や自分に足りない部分をしっかり練習できた。体調面も体重がしっかり落ちていて問題なくなっている」とコンディションを説明。昨年3月のプロデビュー戦と同じ両国国技館での試合に「1年ぐらいでここまで来られたことを凄くうれしく思うし、年初めの試合が両国ということでなんかうれしく思う。この試合をしっかり完封して、次のステップを踏めるようにしたい」と抱負を述べた。
昨年11月の前戦では元世界王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に8回TKOで完勝。今回もライトフライ級とスーパーフライ級で2階級を制し、八重樫東や寺地拳四朗とも戦ったゲバラが相手となる。「戦績もたくさんありますし、戦術も豊富で素晴らしいボクサー」と評した上で、「その中で僕の戦略ではめ込めるところがいっぱいある。今回も10ラウンド全て試合を支配しきること、あとは課題としている部分が何個かあるので、それを克服できている姿をお見せできたら」と試合のポイントを挙げた。
スーパーフライ級の世界ランキングはWBCとWBOが1位、WBA5位、IBF10位で、年内の世界初挑戦も有力視される。“世界前哨戦”の可能性もある試合での課題について問われると「1つの武器としてしっかり打ち込むというのを今回やってきた。それを要所に出したいのと、あとは細かいガード。より(パンチを)もらわなければ相手の心は折れていくと思うので、その細かいガード、狙ったところにしっかり打ち込むというのを意識してやってきた」とコメント。先月25日に30歳となり、「(心境の変化は)特にないけど、デビューして1年でここまで来させてもらったのはチームのおかげ。その感謝の気持ちを忘れずに次の試合も精いっぱい楽しんで頑張ります」と話した。
