甲子園球場

写真拡大

現在行われている第98回選抜高校野球大会(センバツ)に出場している八戸学院光星高等学校が行っているクラウドファンディングがネット上で物議を醸している。

2年ぶり12回目のセンバツで、8強入り。一方、同校は25日に「滞在期間の長期化により、資金面に苦慮しております」と明かし、クラウドファンディングを通じた支援を呼びかけた。

公式X(旧Twitter)によると、「青森県から甲子園に出場するには、1試合あたりおよそ2000万円もの費用がかかります」とのこと。さらに「勝ち進むたびに滞在は長期化し、費用はさらに膨らんでいきます。仮に決勝まで勝ち進んだ場合、その総額は約1億円にものぼります」とつづっていた。なお、同校は27日準々決勝で中京大学附属中京高等学校に1対2で敗退した。

春夏の甲子園大会では日本高野連が全国大会出場代表校へ1人1泊あたり10000円の宿泊補助を支給。センバツでは選手20人と監督、責任教師が対象となっている。

さらに同校は私立高校。野球部員は全国各地から集まっている上、巨人の坂本勇人(兵庫県出身)をはじめ、プロ入りしたOBも多い。

そのため、このポストにネット上からは、「部活動の試合に2000万もかかるのおかしくない?」「1試合2000万の内訳は?」「全国から野球留学で有力選手を金でかき集めて、いざ甲子園で勝ち進んだら寄付頼みって」という疑問の声が続出し、炎上状態になっている。

他校にもクラファン実施の事例

一方、同校に限らず、センバツや夏の甲子園出場校のクラウドファンディングは今や珍しくない。たとえば2025年には佐賀県立佐賀北高等学校が甲子園出場に伴い、宿泊費や熱中症対策費、応援する生徒の旅費および応援グッズに係る費用のため、1500万円を目標にクラウドファンディングを行った。

また、2023年に甲子園初出場を決めた県立鳥栖工業高校も同じく1500万円を目標にしたクラウドファンディングを行っていた。

今回の八戸学院光星は目標額200万円ですでに達成済み。しかし、「1試合につき2000万円」「決勝に進めば1億円」という、内訳が不明な数字と私立高校という点で批判を集めてしまったようだ。