上田とともにハイプレスを仕掛けるのは誰か。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 3−4−2−1システムが基盤の森保ジャパンで“生命線のひとつ”が、ハイプレスだろう。CFの上田綺世がファーストDFとなり、それに呼応するかのように2シャドーの南野拓実久保建英が相手に強烈なプレッシャーをかける。昨年の日本代表はこの機能的なトライアングルの働きもあって試合の主導権を握るケースが多々あった。

 しかし、左膝前十字靭帯断裂で南野拓実が離脱中で、万全ではない久保も3月の代表活動に呼ばれていない。キーマン2人を欠く現状でどうハイプレスを実践するのか、2シャドーとのコンビネーションについて上田に問うと、次のように返された。

「彼ら(南野と久保)は怪我なので。そういうことはサッカーならあるので。でも、(鈴木)唯人や(佐野)航大など実力者が来ていますから、その選手たちの特徴を理解しつつプレーしたいです。まあ、彼らも器用なのでコンビネーションは問題ないはずです」
 
 南野と久保が不在のシャドーは、3月の連戦(現地時間28日のスコットランド戦、31日のイングランド戦)で注目ポジションのひとつだ。三笘薫、町野修斗らの起用も考えるなかで、鈴木唯人、佐野航大が新たなキーマンになる可能性がある。

 東京五輪世代が軸の森保ジャパンに、ともにパリ五輪世代の鈴木、佐野が大きなパワーを与えるか。チーム力を底上げする意味でも、この2人の活躍は6月のワールドカップを見据えても重要な鍵になりそうだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)

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