試合後、大谷翔平が敵ベンチに向けた一礼に韓国メディアも感嘆 偉才の“礼節”に驚きの声「敗者への配慮まで完璧だ」【WBC】

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試合中も、そして試合後も大谷は“主役級”の存在感を示した(C)Getty Images

 最初から最後まで大谷翔平のスター性が際立った。

 3月7日、野球日本代表「侍ジャパン」はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組の第2戦で、韓国代表に8-6で勝利。“宿敵”から11連勝を飾るとともに、連覇に向けて勢いを加速させる白星を手にした。

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 そんな運命の日韓戦にあってグラウンド内外で異彩を放ったのが、他でもない大谷だった。ひとたび打席に立てば、ことごとく得点機へと結びつけた。この日は3回に放った特大のソロアーチを含む2打数2安打1打点、2四球と全打席で出塁。今大会の打率も.833と異次元の値を維持し、まさしく出色のパフォーマンスを披露した。

 もっとも、国際的に脚光を浴びたのは、試合後の所作だった。グラウンドでナインと共に整列し、スタンドに頭を下げた大谷は、直後に相手ベンチにも脱帽して一礼。「本当に手強い素晴らしいチーム」と評したライバルへの敬意を忘れなかった。

 花巻東高校時代から礼節を重んじてきた。そんな大谷の変わらぬ姿勢には、韓国メディアも感嘆。日刊紙『スポーツ朝鮮』は「敗者への配慮まで完璧だった」と試合後の挨拶シーンについてクローズアップ。もはや脱帽するしかないというムードで伝えている。

「ファンへの挨拶を終えた直後、大谷の視線が三塁側の韓国ダグアウトに一瞬だけ留まった。すると彼は短く、スマートなお辞儀をした。それは勝者の余裕のようでもあったが、何よりも敗者への配慮とリスペクトを感じられる行動だった。人々が熱くなった日韓戦は、最後の最後で最も大谷らしい方法によって完結した」

 さらに「敗れた相手まで気遣う深いところの本心が垣間見えた」とも記された大谷の行動。韓国側には何から何までスーパースターに“完敗だ”という印象を植え付けられたのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]