FCコモを指揮するセスク photo/Getty Images

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サッカーのオフサイドルールが変われば、戦い方はどう変わっていくのか。新オフサイドルールを提案しているのは、元アーセナル指揮官で国際サッカー評議会諮問委員会のメンバーであるアーセン・ヴェンゲル氏だ。

同氏が提案する新オフサイドルールでは、攻撃側の選手の身体の一部でも相手選手と重なっていればオフサイドにならないというものだ。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長もこのルールを本格的に検討しているとされ、導入されれば戦い方は大きく変わるだろう。

現場の考えはどうなのか。現在FCコモの指揮官を務めるセスク・ファブレガスは、このルールに難色を示している。

「私が最も心配しているのは、いくつかのチームが最終ラインをさらに深くするのではないかということだ。個人的にそういう戦いは好きじゃない。このルールが承認されれば、多くのチームがもっと控えめに戦うようになるだろう」(『Tuttomercato』より「)。

例えば現在バルセロナを指揮するハンジ・フリックは最終ラインをかなり高い位置に設定しており、頻繁に相手をオフサイドトラップにかけている。しかし新ルールでは、身体の一部でもラインに残っていればオフサイドでは無くなる。今のようなオフサイドトラップをかけるのは難しくなるだろう。セスクの言葉通り、ラインを少し下げるしかなくなる。

オフサイドルールの変化は想像以上のインパクトとなるだろうが、本当に変更されるのだろうか。