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2025年9月のWWDCで発表され、反響を呼んだiOS26。

ガラスをモチーフにした半透明なデザイン「Liquid Glass」や、迷惑電話対策、メッセージの自動翻訳など、様々な機能の追加も話題になりました。

そして、BloombergのApple(アップル)番記者、マーク・ガーマン氏によると、来年登場するらしいiOS 27は刷新というより、前作が目指した完成形に磨きをかける試みになると報じられています。

正直、気になるカクつき

Liquid Glassのデザインがなんとなく合わないなと思っている皆さんへ。

Appleは、Liquid Glassを「なかったこと」にするつもりはないようです。しばらくは、この雰囲気に付き合うことになりますが、すでにいくつかの微調整は入っており、記事ではiOS 27に「新しいスタイリングへの調整が含まれる」ことが示唆されています。

また、iOS 26がなんかしっくりこない理由のひとつが、OS全体の「ぎこちなさ」ではないでしょうか。動作のもたつき、ちょっとした挙動、バッテリー消耗、発熱といった相互に絡み合った問題です。

このような点はさほど気にならないとは言われていますが、Appleのエンジニアたちは「Appleの各OSをくまなく見直し、削れる肥大化を探し、バグを潰し、パフォーマンスと全体的な品質を実質的に高められる機会を探している」んだそう。

また、ユーザーからは「ユーザーインターフェースの不具合」「キーボードの不調」「セルラー接続の不具合」などが報告されているとも指摘されています。とはいえ、すべてが小さな微調整にとどまるわけではなく、同社がまだ巻き返しを図っている分野である「AI」に焦点を当てた大きなアップデートもいくつか用意されているようです。

Siriの大型改善も視野に

Appleにとって、とりわけAIによる通知要約は、いまだ「課題探しの解決策」といった感が否めず、小さな改善が大きな違いを生む余地のある領域です。この機能は当初、ハルシネーション(AIによる勘違いや誤情報の生成)がひどく、存在しないニュース記事をでっち上げ、少なくとも一つの報道機関への信頼を損なってしまいました。

その後この機能は削除され、勢いを抑えた形で再登場。iOS 26では具体性を絞ることで通知要約は大惨事を避けたものの、有用性も同時に失ってしまいました。iOS 27では、三度目の正直でようやく決めてくれるかもしれません。

また、iOS 27では有料の「ヘルス特化型AIエージェント」や、AIを活用したウェブ検索機能、そしてガーマン氏によれば現在「Veritas」と呼ばれ、「再設計されたSiriの検証の場」として使われているAppleのチャットボットアプリなど、SiriではないAI関連機能が登場する可能性があります。