自身にADHDの特性があるかどうかを確かめられるテスト「ASRS v1-1」が、世界保健機関と複数の研究者らからなるグループにより作成・公開されています。

Adult ADHD Self Report Scale (ASRS v1-1)

(PDFファイル)https://www.hcp.med.harvard.edu/ncs/ftpdir/adhd/adhd/Old%20Versions/18Q_Japanese_final_updated.pdf

A One-Minute ADHD Test (23/30) - by Sasha Putilin

https://psychotechnology.substack.com/p/a-one-minute-adhd-test-2330

「ASRS v1-1」は、以下6つの質問に「全くない」「めったにない」「時々」「頻繁」「非常に頻繁」のいずれかで答えるものです。

1.物事を行なうにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。

2.計画性を要する作業を行なう際に、作業を順序だてるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。

3. 約束や、しなければならない用事を忘れたことが、どのくらいの頻度でありますか。

4. じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。

5. 長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。

6. まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることが、どのくらいの頻度でありますか。

以下の画像を参照し、灰色で色づけした四角に4つ以上チェックが付いている場合、成人期のADHDに該当する症状をもっている可能性が高いのでさらなる診察が必要とのことです。



ASRS v1-1の一般人口における感度は69%、特異度は99.5%とされており、これは「成人期のADHDの3分の2は正しく特定されるが、残りの3分の1は特定されない」「ADHDではない人の0.5%がADHDの可能性があると判定される」ということを意味します。



ADHDは不注意や多動性、衝動性を特徴とする神経発達障害であり、成人になっても症状が持続することが多くあります。ADHDに関連して、ADHDの治療薬を服用することで、ADHD患者の集中力が高まるだけでなく交通事故や自殺、犯罪行為などのリスクが減るという研究結果などが報告されています。

ADHD治療薬は集中力を高めるだけでなく交通事故・自殺・犯罪行為などのリスクを減らすとの研究結果 - GIGAZINE