新設?改修?スタジアム整備について沼谷市長「市だけでは判断しない」 事業の優先順位は「クマ対策を超えてスタジアムが上位に来ることはない」 秋田市
秋田市の沼谷市長は、スタジアム整備について、新たな施設の建設と、既存の施設の改修、どちらの方法で進めるかは、市だけでは最終判断しないと述べました。
クマへの対応とスタジアム整備、どちらを優先すべきかについては、答えが難しいものの、市民の安全や生命に関わる事業が最も優先されるべきだとの考えを示しています。
今週金曜日から、来月下旬まで行われる、年内最後の定例の市議会の中で、スタジアム整備に関して行った、事業費やスケジュールの調査結果を明らかにするとの見通しを示した秋田市の沼谷市長。
「あまりタイミングがずれて議会をまたぐようなことになってはいけませんので、この議会で新設・改修、両方の費用・財源・可否、いろんなものをしっかりと説明したい」
スタジアム整備は、現在のASPスタジアムを改修する方法か、新たに建てる新設の、いずれかの方法で事業を進める想定です。
さらに、新設と改修を、収容人数5000人、7000人から8000人、1万人の3つのパターンにわけ、事業費がいくらかかるのか、また、市が目標としている、5年後の2031年までに完成するのかどうかを、市から委託を受けた、外部の設計事務所が調査を続けています。
秋田市の沼谷市長は、調査は市が主体で行ったものの、事業をどう進めていくかは、市だけでは判断しないと述べました。
記者
「スタジアムの建設自体が現実的じゃないという結論に至る可能性は?」
市長
「市単体でそこを判断するということはない」「ブラウブリッツがまさにそのスタジアムを最も強く望み、活用する、利用するスタジアムでありますし、また県・市・ブラウブリッツこれまで3者によって協議をし、その3者によって負担ということもずっと議論してきたわけですから、市がその中で単体で、単独で、(事業を)やる・やらないを判断することはないですね」
喫緊の課題であるクマへの対応とスタジアム整備、どちらに重点を置くかについては、次のように答えました。
記者
「クマとスタジアム、プライオリティ(優先順位)をどうするのか、市長はどう考えますか?」
市長
「性質も予算規模も全く違いますので、クマかスタジアムかという質問にお答えするのは難しいですが、ただ、前々からお話をしているように、市民の皆さんの暮らしと安全、生命、こういったものを守るというのが市としては、それが最優先、最大の責任でありますし、責務でありますので、それを超えてスタジアムがその上位に来るということはないと繰り返し申し上げてます。ただ、ないからやらないとか、ないからダメなんだではなくて。それが両立し得るのか。県にとってもブラウブリッツにとってもそうですけど、その両立していくことができるかどうか、3者の場で協議をしていくというのが基本線」
市は、クマ対応をめぐり、緊急時の予算「予備費」も活用しています。
巨額の費用が想定されるスタジアム整備に、市としてどれだけ予算を充てるのかも、次の議会の争点となりそうです。
