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板野町議会は8月8日に臨時会を開き、阿波市と上板町とで構成する「広域ごみ処理組合」から「脱退」する議案を、全会一致で可決しました。

8日、開会した板野町議会の臨時会。

提案されたのは、「広域ごみ処理組合」からの「脱退」の是非を問う議案です。

(板野町・玉井孝治 町長)
「組合及び組合管理者への信頼は底をつき、このまま組合構成団体として」
「さらに、20年付き合っていくことは困難」

板野町は、阿波市と上板町とで組合を構成し、1市2町共用のごみ処理施設で家庭ごみを処理しています。

しかし、現施設が稼働期限を迎えた中、新ごみ処理施設の整備費などについて、組合側の説明が不十分であることなどから、「脱退」を検討していました。

(板野町・玉井孝治 町長)
「(整備費が)92億8000万円まで膨れ上がり」
「増額となった理由や積算根拠、新施設運用後のランニングコストの提示を求めても出してこず」
「一切、報告・説明・相談がありませんでした」
「言い値で支払いを続けることは、町民の血税と町政を預かる者として、そんな無責任なことはできない。」

採決の結果は…。

(板野町議会・水口昭彦 議長)
「中央広域環境施設組合から、脱退することに決定しました」

全会一致で、「脱退」が決まりました。

しかし、自前のごみ処理施設を持たない板野町。

今後のごみ処理の見通しは。

(板野町・玉井孝治 町長)
「まあ、委託ということになるん違うかな?」

(記者)
「委託というのは民間に?」

(板野町・玉井孝治 町長)
「ほりゃ、民間じゃわね」

9月3日で任期満了の玉井町長はこう述べた上で、「今後、議員と担当課とで話をして決めていってほしい」と話しました。

板野町は今後、組合側に書面で通知。

2028年3月31日をもって「脱退」となります。

脱退の議決を受け、組合の管理者である阿波市の町田寿人市長は、「脱退の影響はあるが、新ごみ処理施設の稼働期限を厳守できるよう取り組んでいく」とコメント。

脱退に反対の立場の東根弘幸 次期板野町長は、「粛々と受け止めている。組合に残る選択肢も完全には排除せず、議員らと話し合っていきたい」とコメントしています。